私の原点 「夢咲ねね」③♪
続き行きます(。・ω・)ノ゙
ね「多分ね・・あれ?どっちに行ったら河原なんだっけなぁ」
母校、福井の明倫中学校の近くに夢咲がよく一人で訪れた場所があるという。
ね「あっ、そうそうそうあそこだ。本当になんかよくドラマとか金八先生とかで
あるようなそういう河原があって、そこに春とかになると普通にやっぱ蝶々
とかいたりするしこういう田舎なんで、だからそこでただ佇むのが好き
だった少女でした。フフフフ(*^▽^*)」
その場所というのがこの河原の土手
ね「あぁ、ここをよく自転車でシャーッて走ってましたなんかすごい空気が
澄んでますね。すごいすっきり見える、奥まで。山もキレイだし」
久しぶりに訪れる土地は夢咲の目にどう映っているのか
ね「一人になる時間て意外に大切だと思いますし、何も考えずに風景だけ
見てたり、川とかに行ったりそういうところで自分をゼロに戻すことが
できるなって。本当何もすることがなかったから、ただそうやって自然と
遊ぶことしか出来なかった。そう考えると本当に自然の中で育ったん
ですね、私ってフフフフ。自由に生きてたフフフフ」
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富山県富山市生まれ
4歳の頃からクラシックバレエを始め同じ宝塚の生徒である3歳下の妹
愛加あゆといつも一緒に遊んでいた
父親の仕事上転校の多かった夢咲は富山から石川、福井そして再び
富山へと引越しを繰り返す
ね「もし引っ越さなかったらそこの土地の人たちには出会えないわけじゃない
ですか。だからそういう機会もチャンスなんだなみたいな。まわりで転校
とか引越しする人ってなかなかいなかったんですけど、そのなかなかない
一人になり、いろんな経験を出来たりいろんな人たちに出会えたりして
すごくいい経験なんだなって今は思います」
転校を繰り返すことでうまれる新たな出会い
夢咲の転帰は中学二年生のときに偶然訪れた
ね「中学二年生の時に、進路調査の紙を配られたんです。自分は
どういう人間になりたいかとか、それを書く時に何も思い浮かば
なかったんです。私。何がしたいのかがわからなかったんです。
でも、修学旅行で宝塚を観た時にお芝居のある、感情のある、
華やかな世界で一人一人がすごく輝いていて、楽しそうで、
幸せそうでこの世界ってすごく素敵だなと思って」
夢咲が修学旅行で初めて出会った宝塚の世界
観たことのない華やかな世界に少女は圧倒された
そしてこの出会いが夢咲の人生を大きく変える
ね「私は宝塚に入りたいって、クラス担任ではなかったんですけど
他のクラスの音楽の先生がすごく宝塚が大好きな先生で、
いろんな資料とかパンフレットとか、ビデオとかを貸してくださって
それを見て宝塚の世界を知っていったんです」
宝塚に入りたいと強く思った夢咲は
二度目の受験で宝塚音楽学校に合格
その後も彼女の夢への思いと努力はトップスターへの階段を
登りつめた今でも変わりはない
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石川県金沢市 転校を繰り返した夢咲が小学校生活を過ごした場所
ね「そうですね、もっと昔は積もってて学校の通学路ここだったんですけど
帰り道とか人がタァとかいってその雪にみんなで埋もれて人型作って
遊んだり、よくしてましたね」
夢咲が金沢を訪れたのには理由がある
それが旧友との再会
ね「福井に行った時には学校生活が楽しくて、学校自体がすごくいい学校
でしたし、学校にすごく思い入れがあったんですね。でも金沢の小学校は
人間関係がすごく楽しくて、みんなクラス全員が仲良かったんですよ。
他のクラスの人から“2組は仲良しだもんね”って言われるくらい絆が
強かった、その分ずっと会いたいなって思ってた」
三年間しかいなかった金沢だが夢咲には忘れることのできない友達がいる
Eさん「ねねちゃんは全然今とかわってないよね」
Aさん「なんか女の子、フェミニン」
ね「無理してる( ´艸`)フェミニン?本当?」
Aさん「フリフリとかを着て、ボーイッシュなイメージない」
Eさん「思い出したんですけど、みんなその当時は赤のランドセルだったん
ですねその中でねねちゃんはピンクのランドセルでそれが
すごい覚えていて」
Aさん「一人だけおしゃれハイカラやん」
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ね「なんか最初やっぱり12~13年振りに会うってことですごく私自身も
緊張してしまっていて、ちゃんと話とか弾むかなとか昔のことちゃんと
思い出せるかなって思ったんですけど、会ったら会ったでどんどん
記憶が蘇ってきて」
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ね「放課後は絶対公園で遊んでいて、休みの日になると街に出かけて
小学生だから文房具屋さんに行くみたいなハハハ」
Eさん「で、プリクラ撮って」
ね「そうそうそう、並んで撮ったよね」
時が経つほどに思い出していくあの頃の記憶
なつかしの再会を果たした三人がよく遊んだというのが雪が積もったこの公園
ね「すごいよ、本当にすごいよすごい懐かしいこの公園。このアスレチック
もさぁ、昔はもっと大きく見えたのにすごいちっちゃく見える。今思うと
ちっちゃいよね。唯一走り回れる公園で、よく缶蹴りとかしたよね。けいどろ
とか、氷鬼とか」
Aさん「ね、助け呼んだり、こうやって」
ね「鬼にタッチされると氷に固まっちゃうの。で、仲間がタッチしないと氷が
とれないんだよねハハハハ(*^▽^*)」
Eさん「なんかこういうとこに倒れたりしたよね」
福井県の母校、石川県の旧友、原点を巡ることで
夢咲は何を感じたのだろうか
ね「人との絆かな?福井と石川をまわってすごく感じます。やっぱり一人
では生きていけない、誰かに分かってもらえるというかそういう人って
必要だと思うし、13年離れていてもいざ会ったら昔のように尽きる
ことなく話せたり、当時を思い出して笑い合えたりそういうのは昔の
絆があってのことだと思うし、その絆を大切にしていきたいなって
今も思います」
ねねちゃんの原点
次は恩師との再会になります
お待ちくださいね