WARRIOR大阪出兵から数日経ちましたが、予想通りはまってしまいました。




【月光グリーン】さんの『侍ロマン』





WARRIORの劇中で流れていた曲です。

この曲の歌詞は、すべて、辞世の句。

どのような辞世の句が歌詞になったのかを紹介したいと思います。



・織田信長(敦盛)

人間五十年 下天のうちに比ぶれば 夢幻のごとくなり 一たび生を得て 滅せぬもののあるべきか


※織田信長の辞世の句は『敦盛』ではなく、『是非に及ばず』だと言われています。


・伊達政宗

曇りなき心の月を先立てて 浮世の闇を照らしてぞ行く



・上杉謙信

極楽も地獄もともに有明の 月ぞこころにかかる月かな
極楽も地獄も先はありあけの 月の心にかかるくもなし
四十九年一夢の栄 一期栄花一盃の酒
四十九年夢中酔 一生栄耀一盃酒く



・細川ガラシャ

ちりぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ



・豊臣秀吉

露と置き 露と消えにし 我が身かな 浪華のことも 夢のまた夢



・足利義輝

五月雨はつゆかなみだか時鳥 わが名をあげよ雲の上まで



・石田三成

筑摩江や芦間に灯すかがり火と ともに消えゆく我が身なりけり



・明智光秀

順逆無二門 大道徹心源 五十五年夢 覚来帰一元

(順逆二門になし 大道心源に徹す 五十五年の夢 覚め来りて 一元に帰す)



上記の辞世の句を、うまくつなげて歌詞にした、新感覚の歌となっております。



どのような歌なのかは、こちらからお聞きください

http://youtu.be/xkXcEpTSvfU




劇で登場する柴田勝家&徳川家康、そして上杉謙信のライバルである武田信玄の辞世の句は、

歌詞に含まれていないため、以下で紹介します。




・柴田勝家

夏の夜の夢路はかなきあとの名を 雲井にあげよ山ほととぎす



・徳川家康

嬉しやと 再びさめて 一眠り 浮き世の夢は 暁の空



・武田信玄

大ていは地に任せて肌骨好し 紅粉を塗らず自ら風流




サムライはなぜこのような句を残したのか。

この短い句で何を伝えようとしたのか。

また、細川ガラシャは武将じゃないけど、なぜ辞世の句が有るのか。


調べれば調べるほど、気になってしまいます。



この曲、カラオケに登録されるといいな~




内容には全く関係はないが、私の使っている扇子です。


smile30000のブログ

謙信公の辞世の句扇子です。



ボロボロですね・・・(笑)



ちなみに謙信公の辞世の句扇子は、

WARRIORのグッズではなく、上田城の売店に売っていた扇子です。