やや仕事に疲れたので、適当にいろいろなサイトを見ていたら、
たまたまビービットさんの記事に行き着いた。
少し前にユーザビリティテストをやったこともあり、
復習の意味をこめて読んでみた。
すると、ユーザビリティテストは進化している、らしい。
遅れてはまずい、とやや焦り記事を読む私。
その記事には、通常のユーザビリティテストと、
ユーザー行動観察調査の違いが簡潔に書かれていた。
読んで驚いたのだが、
今回実施したテスト内容のほぼズバリが、
ユーザー行動観察調査に書かれていた内容だった。
ほっとする私、どうやら遅れてはいないらしい。
正直、Webの仕事をし始めた頃、
ビービットさんの本を読んでユーザビリティテストを理解した。
が、なんか変な部分あるよね、
こうした方がもっと役立つんじゃない?、
と思ってちょっとずつやり方を変えてきたのだが、
その結果がユーザー行動観察調査だったようだ。
(私の上司は知っていてそうしていたと思うが)
自分にとって未知なことをするとき、
やはりある程度の基礎は学ぶのが大事だと思う。
ただそれ以上に、その基礎にこだわらず、
よりよい風に工夫して変えていくのだ大事だと改めて感じた。
最近某社にユーザビリティテストを提案しているが、
そのお客さんのサイトではほぼやらずに、
競合サイトや類似サイトを中心にやりましょう、と言っている。
もちろん、目的や全体の中での位置づけを踏まえ、
それなりに考えた結果の提案である。
話は飛ぶが、ユーザービリティテストの進化について
勝手に考えてみた。
ユーザー行動観察調査の次が何か?について。
多分、脳を見るんだろうな。
この前脳に詳しい人に話をいくらか聞いたが、
Webやユーザビリティテストに
応用できる内容が結構あると感じた。
脳を意識したマーケティングは
ニューロマーケティングだなんて一部の人には言われているが、
ユーザー行動観察調査の次は、
ユーザー脳観察調査、
ユーザー原因結果脳把握、
ユーザー衝動脳結果行動把握、
なんて2年後くらいに言われているのでは、と妄想した。