Webマーケの欠陥 | WebマーケのROIって何だ?

WebマーケのROIって何だ?

Webの戦略と組織、KAIZENとOptimization(MVT:マルチバリエイトテスト)、そしてやっぱり分析

 デジタルフォレストで働く清水のブログ

Webマーケの仕事をしていると

やれ広告効果をあげたいだ、

コンバージョンを増やしたいだ、といった類の課題の多さに気づく。


が、たまに思う。

そのコンバージョンは本当に正しいものか、と。


インターネットが生まれた当時は画期的だった。

どうやって変革起こそうかと考えている人がいた。


でも、今はほとんどいない。

一部のベンチャーが考えてるくらい。

そう、CGMとかがまさにそれ。


でもたまに思う。

今のあり方が正しいのだろうかと。


例えば保険サイトや証券サイトのコンバージョンは資料請求だ。

でも、ユーザーは資料請求がしたいのか?


サイト運営者は言う。

サイトでできるだけ自己完結して欲しい、と。

でもこれって完全なる企業の論理。


資料請求して比較して、、、なんてモデルは

電通がAISASって言い出してからさも当たり前のように

思われているけど、わざわざ比較って正直面倒。

私自身、資料請求しても、時間がないからいちいち見ないですよ。

証券界社の資料なんて、

これまで何通取り寄せただろう。


それよりも、知りたいことを短時間で知りたい。

電話してさくっと聞きたい。


でも私が家にいる時間は、

どのサイトのコールセンターも繋がらない。


夜間のコールセンター要員を抱えるのは確かにコスト。

でも、このあたりに取り組む企業が

そろそろ出てきてもいいのではないだろうか、と切に思う。