見過ごせないニュースがあったので

記事に残しておきたいと思います。




去年10月にあった中学生の自殺。

その詳細が明らかになってきました。





2012/07/05 11:19更新

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大津市中学生自殺問題

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会見で、アンケート結果を公表しなかったことに「隠したとは思っていない」と話した澤村憲次・大津市教育長(左)ら=4日、大津市役所(加藤園子撮影)

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大津市立中学校2年の男子生徒転落死の経緯

記事本文

滋賀県大津市で昨年10月、

市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が

飛び降り自殺した問題で、

男子生徒へのいじめについて

学校側が直後に在校生徒に実施したアンケートで




教諭が「見て見ぬふり」「一緒になって笑っていた」

などといじめを放置していたことを示す回答が

少なくとも14人分あったことが4日、

関係者への取材でわかった。




アンケートには男子生徒が

自殺の練習をさせられていたとの回答があったことが

すでに判明。市教委は「自殺の練習」と同様に、

事実確認できないとして公表していなかった。




教諭の放置を示す回答は記名8人、

無記名6人で、直接見聞きした内容が1人、

伝聞が13人。




「先生も見て見ぬふり」

「一度、先生は注意したけれどその後は一緒になって笑っていた」

と記されていた。




また「先生もいじめのことを知っていたけど

こわくて言えなかったらしい」などとするものもあった。




 一方、男子生徒が先生にも泣きながら電話でいじめを訴えたが、

あまり対応してくれなかったらしい、と指摘する回答もあり、

教諭が男子生徒へのいじめを認識していながら、

適切な対応をとっていない可能性があることが明らかになった。




市教委は昨年11月、記名で生徒が実際に目撃し

事実確認できたアンケート内容のみを公表し

死亡した男子生徒がいじめを受けていたことを認めたが

いじめと自殺との因果関係は不明としていた。





上記が事件の大まかな内容です。




正直・・・読んで涙が出るよりも先に

怖くて身体が震えました。




『自殺の練習』をさせられた。

先生に泣きながらいじめを訴えたのに

相談に乗ってくれなかった。




もうそれだけでも

死にたくなる気持ちになるのは当然です。




人間なんて大嫌いだ。

誰も信じられない。

早く楽になりたい・・・。




心の声が聴こえてきそうです・・・




私も以前、記事に書きましたが

中学生の頃に『いじめ』に遭っています。




記事はこちら⇒★中学生の時のいじめ★




実は、このいじめていた側の生徒の中には

他の中学の悪い奴らと喧嘩をしていて

どちらの中学のほうが強いかを争っていたみたいなんです。




そして、その喧嘩にはカッターやナイフ、

刃物を使っていたようで・・・




そのときに出来たキズを勲章のように

友達や先生に見せていたのを覚えています。




きっと先生はそのキズを見ただけで

ビビッただろうし、その生徒に注意でもしたら

自分に矛先が向いて学校を辞めなければならない。




そう思ったのでしょう。

私がいじめの実態を話したら

「先生になって一年目だから

そういう問題を起こしたくないんだ」

とソッポを向かれました。

目の前でいじめが繰り広げられても

何も出来ずに引きつった顔で笑っていた先生の顔は

今でも忘れられません。

先生がターゲットになったときもありました。

授業が始まると同時に、クラスのいじめっ子たちが

次々に筆箱を床に落として先生をののしる。

(当時はカンペンケース=缶で出来ているので落とすと凄い音がする)




先生は哀れにも泣いてしまったり・・・
何も言えずに、何故か笑っているときもありました。



あれから約30年。

学校の実態は何も変わっていないどころか

ますます冷たい場所になっているようです。




(全ての学校がそうであるとは言えません。

温かい人間関係を保っている学校もたくさんあるでしょう。

実際、亡くなった夫の学校はいじめが起こっても

先生を含めクラス全体で解決していたそうです。)

こんな記事がありました。


死なないで、逃げて逃げて


劇作家・鴻上尚史さん






あなたが今、いじめられているのなら

今日、学校に行かなくていいのです。




あなたに、まず、してほしいのは、

学校から逃げることです。




逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。




学校に行かない自分をせめる必要はありません。

大人だって、会社がいやになったら、会社から逃げているのです。




次にあなたにしてほしいのは、絶対に死なないことです。




そのために、自分がどんなにひどくいじめられているか、

周りにアピールしましょう。思い切って、「遺書」を書き

台所のテーブルにおいて、外出しましょう。




学校に行かず、1日ブラブラして、大人に心配をかけましょう。

そして、死にきれなかったと家にもどるのです。 

それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、

学校あてに送りましょう。




あなたをいじめている人の名前と、

あなたの名前を書いて送るのです。




はずかしがることはありません。

その学校から、ちゃんと逃げるために、「遺書」を送るのです。




死んでも、安らぎはありません。

死んでも、いじめたやつらは、絶対に反省しません。




あなたは、「遺書」を書くことで、死なないで逃げるのです。

だいじょうぶ。この世の中は、あなたが思うより、ずっと広いのです。




あなたが安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。

それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります。




僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。

どうか、勇気を持って逃げてください。


(朝日新聞2006年11月17日掲載)






私は、大好きな夫を亡くして絶望を経験しました。
でも、生まれてきたことを後悔していません。



だって、生まれてこなかったら
こんな素敵な人に出会えなかったから。



つらいイジメも真っ向からぶつかって
乗り越えたわけじゃないし、
むしろその現実から逃げてました。



死にたくもなったけど
ギリギリのところで耐えてきました。



でも、今思います。







生きていて良かった!







逃げる勇気!!


安心して生活できる場所がどこかにある!!



そして・・・絶対に死なないこと!!





もし、今、自殺を考えてる人がこれを読んでいたら・・・




心から伝えたい言葉です。






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