イギリスが、香港を1997年に中国に返還した後に、最後の香港訪問をしてきました。当時は、一国二制度という約束で香港は、一定の経済的にも政治的にも自由を得ていたと当時は思えました。

 

  最後の香港

 

2000年代に入って、北京、上海、広州とインバウンド営業に出かけた時、広州から香港に列車で入りました。その時の香港の変貌ぶりに驚いた。あんな狭いエリアに新しいホテルが、ビックリするぐらい出来上がっていた。10年一昔というが、行く度に変貌する香港には驚きしかない。

 

更には、香港島にもホテル建設ラッシュが始まっていました。昔は、数えるほどのホテルだったが、今は100近いホテルができています。かって香港の繁栄がここからスタートした事を忘れてしまいそうになりました。

 

ご存知、香港島と言えば、ヴィクトリアピークが観光名所だが、かって映画「慕情」の風情を感じられないほどでした。但し、ここから見る夜景こそが百万ドルの価値があると言われています。それが下の写真です。

更に、驚いたのは、かってフェリーでマカオへ行っていたものが、今は総延長55kmの大橋ができて、様子が変わっています。実は、とあるクレーマーから、空港からフェリーでマカオを行く度にクレームの電話に悩まされた事が、今では嘘のような話です❗️

 

 

九龍半島、香港島、そしてランタオ島と開発が進み、今では香港ディズニーランドも

ランタオ島に接続する形で、完成している。

 

 

それほど自由経済の元に、繁栄を謳歌していた香港の人々が、今は約束を反故され、絶望感を覚え始めています。言論統制、政治的介入の門戸を閉ざされ、窮屈な生活を余儀なくされています。ある意味、現在の香港を見れば、台湾は絶対中国政府の言いなりになってはいけないと僕は強く思っています。

 

 

 

 

 

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