日本が単独介入を実施 | スマートのFX初心者でも稼げるブログ

日本が単独介入を実施

やっと日銀が円売り介入を実施しました。

介入が行われたのは10月31日の午前10時25分頃
それまで75円50銭程度だったドル円が一気に79円台まで円安となりました。

円売り介入中も実需のドル売りなどで、1円程度円高に振れる場面もありましたが、断続的な介入を続けているようで、79円前半で一旦ドル円相場は横ばいとなっています。

その後、安住財務相による記者会見があり、
為替介入を実施したことを明らかにし、
「納得するまで介入を続ける」と明言したことで、介入警戒感から、実需筋以外は積極的にドル売りを仕掛けにくい状況です。


ドル円相場がじりじりと円高となり、円相場が史上最高値を更新する中で、
日銀及び政府当局は口先介入だけでは相場を抑えられないと、実弾を使っての為替介入に踏み切ったと言えます。

ただ、今回も8月の為替介入時と同じく、日本単独の介入であり、その効果が持続するのか気になるところです。

今年3月の東日本大震災後の円高局面では、主要国を巻き込んでの協調介入が実施され、円はしばらく円安基調を続けました。

ところが、8月の単独介入では一時的に円安に振れたものの数日で介入前の水準に戻ってしまいました。

今回の介入で今後ドル円がどんな動きとなるのか、慎重に見極める必要があります。

今週はイベントが多いことも注意を要します。
月初で元々イベントが多いところに、2日にFOMCが予定されています。

ここ最近の米国経済指標の悪化でQE3が実施されるのではとの予想もあります。

バーナンキFRB議長の声明などが相場に大きく影響しそうです。