前略、師匠。
お元気でしょうか?私はとびきり元気です。
ここ数ヶ月?一年とばたばたしており、このブログを更新することを怠っておりました。
師匠に伝えたいことは、なるだけこのブログに書き示す様にしたいと思います。
スマホのメモとか、広告の裏とか、それこそ人の目につかない場所にしたためる方法はたくさんありますが、きっと師匠なら表現者としてみられてナンボだと言いそうなので、このシリーズは酔った勢いでブログに書いていきますね。
近況を申し上げます。
11月にZANNEN座の公演を予定しております。なんとなんと、あの「このゆびとまれ」シリーズも第4段になりました。師匠は第一弾の12の月のオムニバス作品をみてくれましたね。「面白いことを思いつくなぁ」とブログで褒めてくれましたね。今回は、4つの指にまつわる物語。今回もなかなか面白いこと思いついたでしょ?(笑)
最近稽古していて、よく思うのです。
やっぱり「ドラマ」って、そこらへんに転がっているんだなぁ〜って。
師匠はよく言ってましたね。
「舞台を見て、体温が1度上がるくらいでいい。久しぶりに兄弟にメール送るとか、オカンに電話かけるとか、そんなんでいい。」
大きな出来事はなくていいんですよね。
世界を救うとか、誰かが不治の病から生還するとか、そんなんじゃなくて、もっと小さなことでいい。
コンプレックスを乗り越えるのは大きすぎる。
そのコンプレックスを、抱きしめるぐらいでちょうどいい。
それだけで、どんなにドラマティックなことか。
それではあと1ヶ月。
稽古、たのがんばります。