アパートの住人の協力もあって(Eps029)

フレッド窓を叩く頻度は少なくなった

それでも毎日のように窓に張り紙がしてあるので

そこへ来ていることは確かだ(・_・;)


しかし諦めきれないその思いはついに爆発した爆弾メラメラ


その日は電話やメールの回数も半端じゃなかった携帯手紙

 あせる電話は着信拒否をしていても着信していることは知らせるし

   メールも受信拒否をしているがその都度アドレスを変えて

   送ってくるため対処できない

パンチ!あまりにも腹が立って

夜11時頃電話を通話状態にし

こちらの声は聞こえないようミュートフレッドの声はスピーカー

そのままリビングのテーブルに置いて

ちょうど家にいたル-ムメイトのRYOさん

フレッド馬鹿げた訴えを酒の肴にしてワインを飲んでいたワイン


にひひ“まあこちらから何も話さなければ5分もすれば

          向こうから電話を切るであろう” と予想していた

!?しかし単純野郎フレッドはなんと無反応の電話に向かって

   2時間しゃべり続けたのだ汗


はてなマーク途中何度か“Are you listening?”“Can you hear me?”と

 問いかけながらも再びしゃべり続けるのだリサイクル


しかも電話をしながら身支度をして

歩いて私のアパートの前まで来てしまった叫び


いつの間にかの声は電話の向こうと窓の外の

2チャンネルで聞こえていたのだヘッドフォンはてなマーク


そしていつもにも増した勢いで窓を叩き大声で怒鳴る爆弾

地下の大男たちは怒って外へ出きたプンプン長音記号2


そのやり取りを部屋から聞いていると

普通ならすぐに逃げる小心者フレッド

その日は超興奮状態にあったため大男たちに挑んでいたパンチ!


むっフレッドはどうでもいいが

もしも暴力沙汰になったら地下の大男たち迷惑が掛かるあせる

 小心者に限って“俺は大ケガをした、訴えってやる”とか

 すぐに醜いことを言い出すのがオチだガックリ

 まともにやり合ったって勝ち目がないのは見え見えだしショック!パンチ!


RYOさんと私は相談してひらめき電球警察へ通報することにした

携帯は通話状態を維持し

もう一台の携帯で大男のひとりに電話をして

“これから通報するので部屋に戻ってて

 あなたたちを巻き込みたくないわ” と伝えた


そして同時にRYOさん警察へ電話をした電話右矢印

大男たちがいなくなり何も知らないフレッド

  叫びながらさっきよりも強く窓を叩く爆弾爆弾


10分もしないうちにパトカーがやってきたDASH!


窓の外ではフレッド二人の警官がもめている

やがてはパトカーに乗せられたようだった

私はその警官に部屋へ入ってもらいこれまでの事情を話した

もちろん先日“ストーカー被害届”を提出したこともだ(Eps028 )

 チョキ警察側でその届け出とフレッドの身元が一致すれば

   “ごめんなさい、ちゃんと帰りますしょぼん”では済まない


そうしてフレッド(F)警察へ連行されていったパー


―あっ― ふと気が付くと!?携帯はまだ通話状態にあった携帯左右矢印


まさかパトカーの中でまでしゃべりはしないだろうと思ったが

なんと電話の向こうからは声が聞こえているえっ


「どうして警察なんかに連絡したんだハートブレイク

  絶対に許さないむかっ一生付きまとってやるからなむかっ

 今日のことでどれだけきみを愛しているか分かっただろ

      たとえ刑務所に入ったって諦めないからなDASH!


ブタヤブヘビだ・・・ばかか・・・―


それを横で聞いている警官二人(P1&P2)

P1おまえしつこいぞ・・・そりゃあ嫌われて当然だよにひひ

P2女にモテない見本品キラキラみたいなやつだなにひひ

                      と大声で笑っている


「申し訳ないけど黙っててくれるかなあ・・・

  これは僕と彼女の問題なんだ

      他人に口出しされたくない・・・プンプンむかっ


にひひ・・・・・再び警官の笑い声・・・・・・にひひ


P1「それは失礼、坊や

P2「こいつ自分が今パトカーの中って理解できないぜぇ

          こんな狂ったやつには久しく会ってないよぶーぶー


・・・・警察署に到着したらしい

「いいかげん電話を切れよパンチ! 坊や

         という警官の声を最後に切れた




その後3日間は電話もメールもなかった合格


多分・・・留置所にお泊りしていたのだろうにひひ




よほど嫌な思い出なのかしょぼんダウン


フレッドは未だに

  その日のことは一切語らないのであった男の子ヒミツ