絵本の世界では、きつねが悪者になることが多いんですよね。

 
一体、誰がきつねを悪者に仕立て上げたのでしょうか。
 
 
シルバニアで、特にきつねを愛している私としては、きつねの素敵な面を絵本でもっともっと見せて欲しいわけです。笑
 
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この自転車の親子。(何だか知的な感じの親子!だと勝手に思っているのですが)

先日、気づけば母ギツネのヒゲが、片側綺麗に抜き取られていました。

 
 
可愛いけれど憎っくき末っ子チャンめっ!!←愛憎の日々 (笑)
 
 
自転車の前のカゴに乗っているのはアナグマの赤ちゃんで、うちにはアナグマのお父さんお母さんが居ないので、養子縁組を組んでいただき、何となく雰囲気の似た3人で幸せに暮らしている、、、という設定で日々、愛でております。
(この経緯を最愛の夫に伝えると、只々気持ち悪いっ!!!と吐き捨てられました。)
 
 
今日は、私が好きな絵本の中でも♦きつねがなんかイイ話♦について書かせていただきます。
 
♦きつねがイイ話♪1冊目は♦
 

■きつねのおきゃくさま

■あまん きみこ 作

■二俣 英五郎 絵

■サンリード

 

こちらの絵本に関しては、以前ブログでご紹介しました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓↓

 

http://ameblo.jp/smallbass6/entry-12207802040.html

 

 

 

 ♦ きつねがイイ話♪2冊目は♦

 こちらも良いですねぇ!

 

この昭和風の絵を見て、なんだか気乗りがしなかった私ですが、大好きな児童書専門店の店主さんが次女にオススメと 勧めてくださったので読んでみたら、、、。

 

やっぱりスゴイわ!母も子どもたちも、スゴイ力で吸引され、物語に引き込まれる感じ!ダイソンかっ!

 

読んでいるうちに、これはスゴイ本だと気づかずにはいられませんでした。姉妹も目がキラキラしてきて、思わず「面白ーい!」と叫んでいましたからね

 

きつねの「こん」はぬいぐるみですが、「だいじょうぶ だいじょうぶ」という口癖と 、その仕草の可愛いこと☺️尻尾が挟まれるシーンでは親子揃って、キュンとなり3人で顔を見合わせてしまいました。

 

こんと あきが おばあちゃんに会いに行く、冒険の旅が題材の絵本です。

 

そうか、この昭和風のやわらかい絵が良かったんだ!そうじゃなくっちゃ!と最後には惚れ込んでしまった一冊です。

 

♦きつねがイイ話♪3冊目は♦

 


「あらしのよるに」で有名な きむらゆういちさんの絵本です。こちらも、食物連鎖の「食う側」「食われる側」という相容れない二匹の奇妙な心の交流を描いた作品で、娘たちも大好きな一冊。長女が学校の図書室で見つけてきて「これ面白いんだよ!」と教えてくれた思い出の絵本です。

 

最後のきつねの一言が「このきつね、なんかイイ!!」という気持ちにさせてくれるので好きです。

 

♦番外編♦

 


こちらは、これでもか!!というほどイヤなきつねが登場します。

おまけにイヤな感じのアナグマまで!

奇しくも私が愛してやまないシルバニアファミリーのきつねとアナグマというコンビが、醜く争う姿が見られます、、、。

 

、、、。

 

この「きつねどんのおはなし」の初版が1912年だそうです。

 

最近、ハマっているピーターラビットの絵本ですが、「きつね悪者説」が拡散するきっかけとなったのは、もしかしたら ビアトリクス・ポターの この「きつねどんのおはなし」なのかもしれませんね。トホホ。

 

そんなわけで、勝手に♦きつねのイイ話♪♦を挙げてきましたが、私、最近絵本好きになったばかりです。

 

お勧めのきつね絵本があれば、是非教えてくださいね。