前回も紹介したおすすめ問題集↓
- 漢字検定準1級学習ノート/高橋書店
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実によくできた問題集である。
素晴らしい!
今回はこの問題集を自分だけのオリジナル簡易辞書へとカスタマイズしてゆく方法を
ご紹介する。
この問題集の特徴は、準一級配当漢字を51のステップに分け、各ステップのはじめに学習漢字表としてまとめてあるところである。その各漢字表に掲載された漢字の読み問題と書き問題が各ステップでとりあげられているという流れ。
まずは~~!
見出し作成&取り付け
出ました!私の大好きな見出し!(以前呼吸療法認定士の学習例でも紹介しました。)
この問題集の学習漢字表というのは部首ごとにある程度まとまって掲載されているため、今回取り付ける見出しには部首を書いて取り付けると便利!
見出しは100均で十分!(シール状、且つ紙の上から透明のシールを被せるタイプの比較的耐久性のあるものをおすすめする。)
こんな感じ↓↓
では次に学習計画を立てる。
どんな受験でもそうだが、当日までの余裕のある自分に合った学習計画を立てることが合格への第一歩。
その計画さえ間違っていなければ、あとはそれに沿ってコツコツ学習していけばいいのだ。
学習の進捗状況によって、計画を見直していくことも大切!
この問題集に関しては私は次のように計画を立てて取り組んだ。
見開き2ページ/日ずつ毎日学習する。
学習の際、必ず前日の見開き2ページの復習をしてから取りかかる。
真っ白の紙にカレンダーを書き、何日にステップ何番と何番をするのかをザッと書いてみて
40日足らずで一冊復習しながらひととおり学習する計画だ。
2歳やそこらの子供の育児をしながら受験した私にはこのくらいのペースがちょうど良かった。
まず、学習漢字表の見慣れない漢字をノートでもメモ帳でも何でもいいので自分の手で書いてみる。
一通りかいてみると、、、
へぇー!こんな読み方があったんだーー!と発見の連続である。
準一級を受験しようと志した人ならば、誰もが漢字好きなハズ。
次々に飛び出す知らない読み方!難解な字!ワクワクする。
焦りや不安ももちろんあるが、それらにはちょっと別の所で待機していてもらう。
そのステップの大まかな字のイメージがついてから、練習問題に取り組む。
間違った問題の番号にチェックを入れておく。
ここで最初の学習漢字表に立ち戻り、間違った読みを赤丸等で目立たせて記憶に残しておく。
何回も書いてみるのもいい。
翌日には前日に取り組んだ見開き2ページを復習する。
今度は問題集に鉛筆で直接書き込む。テストだと思って取り組むのだ。
昨日よりも出来るようになっていたりする。
昨日は覚えていたのにうっかり間違う問題も出てくる。
間違った問題には昨日とは異なるチェックをいれておく。
これで昨日も今日もチェックが入った問題があなたのとくに苦手な問題だということが分かる。
これの繰り返し。
毎日の計画にプラスして、暇さえあれば復習するのも良い。
その時はチェックがついている問題だけで良い。
このペースでは物足りない人や、もっと時間的にゆとりのある人は一日見開き3ページにするなど
短期間で終わらせる計画にしてもよい。
とにかく最初にこの問題集をほぼ間違わなくなるまでやり込むこと!
一冊制覇すると、あんなに意味不明だった予想問題の中で解ける問題が各段に増えているはずだ。
まだまだ合格圏には程遠いが、基礎がガッチリかたまったことが実感できるはず。
ここから先の1カ月~2カ月が合格圏への学習となる。
次にやるべきことも沢山ある。
他の問題集に進んだ時、この学習ノートがあなただけの簡易辞書になる。
「あの漢字なんだっけ~~!?」というときに、あの部首の見出しでパパっと検索!
「そうだそうだ!前にも間違った字だよ~~。覚えておこう!」というように、他の問題集と横のつながりが出来るのだ。
問題集はあっちもこっちも中途半端にやるのではなく、一冊を徹底的に!をモットーに各々の問題集に取り組み、それらに横のつながりを持たせながら知識の枝葉を広げていくのが私のやり方。
皆さん、参考にしてみていただきたい。
尚、第二章の出題形式は現在の実際の形式と異なる部分が含まれるので、不要な部分はすっとばしてどんどん取り組んでください