▼全文掲載:すごい書評。 | ★渋谷でうごめく老舗文具店ウェブマスターの企み

▼全文掲載:すごい書評。

小さな会社の著者、高木です。


拙著・新刊のキャンペーンの際には、本当にたくさんの方にメルマガやブログで書評を書いていただきました。実はバタバタが続いていて、個別にお礼のメールなどが出来ていないのですが、この場を借りて御礼申し上げます。


で、もちろんどの方もオリジナリティにあふれた記事を書いてくださるのですが、たまにズバ抜けてすごい文章を書かれる方がいらっしゃるんです。昨日は、手嶋さんがそんな記事をアップしてくださったので、敬意を表して全文掲載させていただきます。


2年ほど前に、名刺アドバイザーとして彼のお仕事に参加させていただいたのがきっかけでお付き合いさせていただいているのですが、腕っこきのマーケッター&めちゃくちゃ上手いコピーライターだけあって、サラっとこんな記事書いちゃう。やっぱすごいです。参りました。(本物はコチラ です)


この記事の組み立て、要素のひとつひとつに意味があって、無駄がなくて、読む側はどんどん納得度合いが高まっていく、そんな文章だと思いませんか?


(あ、実際、手嶋さんが記事を書いてくれてから、アマゾンのランキングが3桁台に上がっています!能書きだけじゃない。結果を叩き出す男、手嶋さん 。わたくしの目標のひとりです。)


まだお読みでない方は、かなりの確率で買いたくなっちゃうと思いますので、覚悟してお読みください。↓m(_ _)m



暑いのに、よくハンカチを忘れてしまう手嶋です。
こんにちは。

ついび研でもお世話になっている、高木さんの新刊「従業員7人のつばめやが成功したたった1年で5000万円売上を伸ばす仕組み」を読んだ。

ツイッターについても書かれているが、経営戦略・マーケティングの本であり、そのツールの1つとしてツイッターが位置づけられている。

ツイッターは単体では機能しづらい。
本当にビジネス活用するならば、今回の高木さんの書籍のような把握が望ましい。


その前に、なぞなぞ。



(1)ボールペンを10本持っている人に、マーケティングの力でボールペンを喜んで買ってもらうことは可能か? 答え、可能です。実例があります。
(2)在庫処分をしたい場合、あなたならどうする? 意外なツールがあります。
(3)お客様をファンにする、意外な方法。配送業者を自分の営業マンに買えてしまう技。
(4)ニュースをクリッピングしてくれるgoogleアラートは有名ですが、これがSEOで使える。は? メールが届くだけのサービスがなぜにSEO? 答えは意外なアプローチにあります。


上記4つ、ちょっと考えてみてほしい。1分でいいから。


さて、本書のレビューである。

大企業の方は決して読まないでください、で始まるビジネス書だ。
ご自身がゲリラ的なアプローチで、小規模の会社の売上を伸ばした経験を踏まえて、ノウハウや着想のヒントが語られている。

マーケティング、ブランディング、SEOの3つを柱としているが、よくある「あるべき論」ではなく、小さい会社が今日から始められ、かつ有効性があるメソッドが多く散りばめられている

小難しい話は一切ない。
中学生でも読めるだろう。それだけ、書き手が達者なのだ。

また、高木さんご自身もWebマスターということで、ゲリラ的マーケティングを行う際の、心理的な障壁を取り除く、カウンセリングのようなアプローチがある。
これは「実行者」の立場からの配慮であろう。

たとえば、以下だ。

ツイッターなんかやっているとつづく感じますが(中略)もし大暴れしたところで、広い海の真ん中でバタ足をやっているようなもの。かわいいものなのです。
P.22より引用


ソーシャルメディアに対して感じる漠然とした不安を払拭する。
そのために、どんな言葉が良いか? 私もセミナーをやっている時などによく考えてしまうが、上の回答はほぼ100点満点ではないかと思う。次回、使わせていただこうと思っている。

上のような細かいケアをしながら、生のナウハウを惜しみなく披露。

何よりも参考になるのが、様々な事例である。
ここには、小さい会社がとるべき等身大の「ブルーオーシャン戦略」のヒントがある。
W・チャン・キムとレネ・モボルニュの名著を読まなくても、日本の中小企業であれば、この高木さんの本だけで良いくらいだと私は思う。

「アイディアマンもいいけど、ヒントマンになりたいな」という高木氏の真骨頂であり、年商10億円以下(あるいは粗利3億円以下)の会社の社長やWebマスターは絶対に読むべきだ。


さて、最後に冒頭のなぞなぞ。

(1)ボールペンを10本持っている人に、マーケティングの力でボールペンを喜んで買ってもらうことは可能か? 答え、可能です。実例があります。

高木さんのネットショップは履歴書を販売している。

履歴書だけでは利幅が薄いので「履歴書を書くのに最適のボールペン」としてセットで売った。

単なるボールペンなら要らないけど、以下の構図を自分から作り上げている。

履歴書を書く = 就職したい = そのために、ちょっとくらい投資してもOK = キレイに書けて好印象を与えられるならボールペンも一緒に買う

これはまさに、高木さんの言う「切り口次第」で売上をアップさせる実例の1つである。
チャルディーニ「影響力の武器」にあるコントラストの原理の秀逸な応用バージョンだ。


他の3つのなぞなぞ。

(2)在庫処分をしたい場合、あなたならどうする? 意外なツールがあります。
(3)お客様をファンにする、意外な方法。配送業者を自分の営業マンに買えてしまう技。
(4)ニュースをクリッピングしてくれるgoogleアラートは有名ですが、これがSEOで使える。は? メールが届くだけのサービスがなぜにSEO? 答えは意外なアプローチにあります。

上記の答えは、すべて本書に書いてあるので、楽しみながら読んでほしい。
こちらをクリック。アマゾンで購入可能 。 



▼高木さんのツイッターアカウント
http://twitter.com/omeishi ← フォローするとフォロー返ししてくれると思いますよ。