We All Need More Pubs In This World

We All Need More Pubs In This World

将来は日本で自身のアイリッシュバーを開き、アイルランドを日本人に紹介する場をつくりたいと考えています。2012年秋より一年間、ワーキングホリデービザで、アイルランド一周とパブめぐりをしてきました。

Amebaでブログを始めよう!
このたび、ブログを移転することとなりました。

今後は、下記ブログにてアイルランド関連の情報を私の個人的趣味の視点で集めて発信してゆきたいと考えております。

WE ALL NEED MORE SHAMROCK IN THIS WORLD

リンクがうまく貼れない?ので、URLも掲載しておきます。
https://sakurashamrock.wordpress.com/


今までこのブログを読んでくださった方、コメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。

引き続き、上記ブログを読んでいただけたら幸いです。

※パブ探訪記などは、上記ブログに少しずつ移行してゆきます。

2015.12 ミンストレルプディングオズ
東京は町田市のアイリッシュパブ、Kildareを訪問。
ビルの二階にあって、表の通りから見るとこんな感じ。

比較的あっさりした外観。

Kildare外観

Kildareメニューボード

2階にあがると、可愛らしい木の扉が付いた入り口。
手書きのボードも、無造作に貼られたポスターも、この店が人の手で作り上げられているようなぬくもりを感じ、ホッとする。

Kildare店舗入り口

扉を開けて驚いた。
なぜなら、そこにはオーセンティックな雰囲気漂うアイリッシュパブの空気で満ちていたから。

外観から、スポーツバー的な要素の強いお店かと想像していた。それが、なんと町田に、いや日本にこんな素敵な空間が広がるお店があったとは…。

カウンターに腰を下ろす。
アイリッシュウイスキー片手に店内のつくりを観察。
全てが「ちょうどいい」感じ。無駄な空間なく、でもそれぞれの過ごし方を邪魔しない程度に十分に保たれた客席の配置。
入り口付近のハイテーブル席、店内奥に広がるテーブル席。そして、カウンター席。
縦長の空間をうまく使っている。

そして、明るすぎず、暗すぎず、一番心地よく、バーが美しく見える照明。

何より嬉しかったのは、カウンターバックに貼られた紙幣。
これにはテンションが上がる。この光景を日本で見ることなどないと思っていたから。
そして、そこにあったのもほとんどがドル札というのも納得。
やっぱりアメリカ人が残していったものなのかしら。
日本人にはバーにサイン入りの紙幣を置いてゆく習慣はないから。

Kildareカウンター

もう、この空気だけでおなか一杯です。
東京都心からは少し足を延ばす感覚だけれど、また仕事などでこちらに来るときには必ず立ち寄りたい。

アイルランド関連の物が店内のところどころにあって、あれこれ見ながら過ごすのも楽しい。
店内の一部の家具は、アイルランドの職人が作ったものなのだとか。

Kildare店内

日本でこういう嬉しい驚き体験をすること、大変幸せに思う。
代々木駅東口から路地に入ったところにあるお店。
店に着いたら、入店前にじっくりと店の正面からその愛らしい外観を楽しんでほしい。

両脇には吊り下げられた花のバスケット。アイルランドでよく見たこの光景にすっかりテンションが上がる。日本のアイリッシュパブで見たのは初めてだ。


このパブに来たら、ぜひ食事も楽しんでほしい。
雰囲気はカジュアルなアイリッシュバーのままに、メニューを見ればガストロパブと言ってもよいような充実ぶりだ。

女友達同士でのカジュアルな女子会での利用でもまったく問題ない感じだ。

店でカットしているというチップスは、絶品。
複数のフレーバーから選べるのも嬉しい。
この日はブルーチーズのソースを絡めたものをオーダー。チーズのコクが引き立って美味しい。

そう、ブルーチーズといえば、アイルランドの有名なCashel Blueがいただけるこの店は貴重な存在。

珍しいことに、すっかり長居してしまい、気づけば5時間ほど経過していた。
何とも居心地のよいパブだ。



最寄りの目黒駅から徒歩15分くらいか。バスも走っているため、タイミングがよければ、駅からバスに乗っても良いかな、という距離だ。

地下一階のお店は、注意深く見ておかないと、うっかり通り過ぎてしまいそう。

水曜日の夜に訪問。
地下に下りる階段から、中の様子がチラリと覗く。

店に入ると、長いカウンター席が。その奥が、テーブル席になっている。
入るなり、自然と腰を落ち着けられる雰囲気が嬉しい。

メニューは食事・お酒ともに豊富。食事はスナックメニューから、フィッシュ&チップス・シェパーズパイなどのほか、ミートローフなど。
軽食を中心に、現地の雰囲気を損なわないようにしつつ、日本人にもなじみのあるものを設定しているように感じた。

クリスマスシーズンにはターキープレートが名物らしい。ターキーを出す店は日本では貴重かもしれない。


店の内装はいたるところにアイルランドを感じる小物や写真が並ぶ。
この店はビアパブでもヨーロッパ風パブでもなく、純粋な”アイリッシュ”パブだ。

アイルランドを感じたくなったら、訪れたい店の一つになった。


この日はたまたま隣に座った女性と話し込んでしまい、あまり店の様子も詳細に観察できなかったので、また訪れたいと思う。

音楽ライブも定期的に行われているようなので、次はそのタイミングにでも。

Seamus O'hara
毎朝、ゆったりとした長い下り坂をテクテクと下り、会社へ向かう。

これが、桜舞い散る季節には最高の散歩道と言えるが、夏場は何とも厳しい一本道なのである。
気付けば、足取りはすっかり亀の歩みになってしまう。

目がかすむほどの照り返しと、近くの工事現場の砂塵をいっぱいに含んでいるであろう熱風。
時折日傘を持って行かれそうになるほど力強く、ザラザラとした空気が顔面に吹き付ける。

だから、コンタクトレンズ着用の私は目を極限まで細めて歩くのだ。
日傘を握りしめて。


道の途中、グレーのキャップのお爺さんが、ひと休みしていた。
散歩の途中だろうか。
これからどこかへ出かけるでもなさそうな楽な風体だ。

ガードレールにそっと寄り、近くを走る山手線の線路のほうを向いて白い小さなボトル缶に口を尖らせている。
その缶に私は見覚えがあった。

追い抜きざまに、チラリと見て、やっぱり。
「つぶらなカボス」だ。

冷蔵庫でキンキンに冷えたこのジュースを出し、出がけにポケットにでも忍ばせてきたのだろう。
なんかその姿、可愛らしいではないか。

「それ、美味しいですよね」
心の中でそうつぶやき、ちょっとだけ、ニヤッとした。



夏がきた。



3連休最終日は、大好きな音楽を聴きに、渋谷へ。

ライブ会場の7th FLOORの小窓からは、夜の東京の姿がのぞく。
といっても、スクランブル交差点ではなくて、形が特徴的な高層マンションが遠くに見えるのだ。

この風景に何とも言えないアーバンな空気を感じる。


氷たっぷりのハイボール片手に、心地よいサウンドに耳を傾ける。

最高な夏の夜の過ごし方。



[.que]さんのオトは希望に満ちていて、一曲一曲が、まるで光り輝く星のかけらのよう。

彼のライブならではの楽しみとして挙げられるのが、
細見のシルエットからは想像のつかない、エネルギーあふれる演奏スタイル。
彼が揺れ動くたびに、音の輝きがより一層増すようにみえるのが不思議。

そして、一挙手一投足に言葉にしがたい雰囲気があり、見ていて飽きない。
それは、ふとピックを口で咥えるしぐさでさえも。

まるでステージ全体がアート作品のように思え、とても美しいのだ。



※前回のWelcom Strangerの様子。

チーズを食べるときって、本当に幸せ・・・。

スカモルツァチーズ。
簡単に言うと、モッツァレラチーズを熟成して作られたもの。
スモークしたものとノンスモークのものがある。

これは、スモークしたもの。
食感は、モッツァレラチーズよりもしっかりとした弾力がある。
味はギュッとうまみが凝縮されていて、一口噛めばフワッとスモークの良い香りが口いっぱいに広がる。






チーズを紐でくくり、吊るした状態で熟成させる、こんな特徴的なひょうたん型になるらしい。
なんだかこのコロンとした形に、なんとなく不器用な愛らしさを感じる。

そのままでも食用可能だけれど、
贅沢に厚切りにして、じっくりとフライパンの上で焼いたり。
フライパン上で白ワインを振りかけて溶かしたのち、野菜の上に載せたり。
そのほか、特にオーブン料理にGOODでした。
東京では珍しい一軒家パブ。もう、それだけで期待度が上がるのは言うまでもない。
この店の外観は、「ギネス」の文字をたよりにパブ巡りしていたアイルランド生活を思い出させる。

ケニーズ外観

皆、気づいているだろうか。
店名よりも「ギネス」の文字の方が大きく、看板になっている。

そう、これこれ。
アイルランドのパブの多くがこんな感じだったなぁ。

このワクワク感・懐かしの感情は、現地でパブ巡りをしたことのある人には分かっていただけるはず。


二階喫煙席。一階禁煙席。この空間の分け方も納得。
フロア内で分けるより、断然実質的に分煙効果が期待できる。
もちろん、外に出て路上喫煙する必要もないのは素晴らしい。

ギネスパイント1000円。ハッピーアワーで、前菜三種盛りのおつまみプレートがサービス。
これは嬉しい。(とってもお得!)

ケニーズお料理

芽キャベツグリル、牛筋煮込み、シーザーサラダ。
おかずの種類が複数というのだけでテンションが上がるのに、冷菜のみならず、あったか料理もいれてくれる感じが、何ともにくい!

一気に心(胃袋?)が掴まれた。
ビール一杯のつもりが、つい料理もオーダーしてしまいそうに(笑)


板張りの床もいい味を出している。

ケニーズ内装

暖炉…はないけれど、不思議とあのアイルランドの暖炉パブたちを思い出してしまうあたたかみを感じるお店だ。


ビールのラインナップも豊富。ビアパブ好きの心もがっちりと掴んでしまうだろう。
そして、それぞれの銘柄の特徴をPRする、オリジナルのポップを読んで、店のビールへの愛を感じ、なんだか納得。


カクテルはオール700円。値段設定も、この分かりやすさがいい。
これで広いカウンター席があったら最高だな。(一応、カウンター前のテーブルからスツールを移動させればカウンター席になる??)


ちなみにここは、ロティサリーマシンを置いているお店で、チキンが有名らしい。
オーダーしてしまうと結構なボリュームみたいなので、今回は目送ったが、友達と来ていたら、間違いなくオーダーしただろうな!


窓際の席からは、外の通りの様子が少しうかがえる。大きさがちょうど良い。
外界が覗ける開放感がありつつ、それは店内の世界を邪魔しない。こういう造りにこそ、こだわりを感じる。

ケニーズ窓から





「大人の遊び場」という言葉がピッタリなワクワク空間。
オープンしたのは2011年。その頃からいつかいってみたいなー、と思っていたのに、気づけば2015年。
行ってみて思った。もっと早く来ておけばよかった!と。
素敵なデザインと美食に感性を刺激される。

建築物・内装・そしてスペース…それらのデザインが本当に秀逸で、カッコいい。
太陽の光降り注ぐなか、緑に囲まれた小道を進む感じは、まるでちょっとした探検をしているかのよう。

総合プロデューサーに小林武史と大沢伸一、インテリアデザインは片山正通か手がけるなんて、面白くないわけがないじゃない。


ランチはcode kurkkuで。
赤くないトマトジュースに驚き!

人気のお店なので、ランチも予約していったほうがよさそう。


次回は、ぜひお酒と音楽が楽しめるバーに行きたい。



初めてのマクロビオティックの食事。

チャヤマクロビ 伊勢丹新宿店でランチを。

マクロビオティック・・・ググってみたら、日本発祥の、長寿のための食生活法らしい。
第二次世界大戦前後から言われるようになったものだということ。

玄米や穀物、野菜、海藻を食べ、砂糖は使用しない。
戦争でものが無く、栄養不足という時代だから、こういうことが研究されるのは、自然な流れなのかもしれない。


この日はイサキのカルパッチョをチョイス。
もともと雑穀・玄米ご飯は大好きなので、何の抵抗もなく、美味しく頂いた。
カルパッチョも美味!おかずの種類も豊富で、大満足。

厳格なマクロビオティックだと、魚や卵、そして魚のお出汁もNGなのだとか。
ひえ~。

でも不思議なのが、当初、マクロビオティックの考えが生まれたころは、科学的な根拠や栄養学の知見などがベースにはなっていなかったそうで・・・玄米・穀物と水のみという超厳格な食事法を実践すると、割と危険なレベル(栄養失調)らしい。

ネオ・マクロビオティックという言葉もあるとおり、現代では栄養学がベースとなって、またこのマクロビオティックが進化し続けている模様。

私はその美味しいとこどりでゆるりと体にいいことを取り入れていきたい。