フレンチとデザイン | the TASTE blog

フレンチとデザイン

本日は友人とドライブがてら、芦屋駅から程近い
「芦屋MONOLITH(モノリス)」へ行った。

1929年に建てられた旧逓信省芦屋別館で、
第2次世界大戦の戦火や、記憶に新しい
阪神・淡路大震災をも耐え抜いた力強い建造物だ。

2003年に閉鎖されたそうだが2005年、
当時の面影を壊すことのない、新たな息吹が吹き込まれた。

歴史を感じる重厚な空気と調和した現代のデザインに息を飲む。

芦屋モノリスは、フレンチレストランの他に、
ウェイディングという一生の思い出を残すことも出来る場所。

チャペルも一度の誓いを残すに相応しく、
cassina,ixc.のラマリースタッキングチェアで統一された館内はまさにクリア
あまりの瑞々しさに女性ならずとも感嘆のため息がもれるだろう。

さて、本題に戻ってフレンチのお話。
ここでは偽りなくおいしいお料理をいただける。
簡単だが、この一言に尽きる。

私は普段、食に対してのこだわりがないので
食に関する表現力に乏しいが残念。

スープやお肉もおいしくいただいたけれど、
衝撃を受けたのはお野菜だ。
とっても甘くて、お野菜と言うよりもそれひとつでオードブル。

1コースで、本当に新鮮でこだわり抜かれた季節のお野菜を
最低40種類、口にすることが出来るそう。
おいしいのはもちろんのこと、ヘルシーであってほしいという
わがままを見事に叶えてくれる。
言うのは野暮だけどあえて言うと、トマトがすごい。本当に。

100年弱の歴史を見て来た建物の中でする
ゆったりとした食事は格別の時間だった。

とってもすてきなお料理だったけど、食べ終わった後に
あっ写真撮ればよかった! ってことに気付いて時既に遅し…。

残念だけど、あのお料理は五感を刺激するので
実際に味わってもらいたい。

かなりお勧めです。
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