明日からゴールデンウィークが始まりますね。コロナ禍が明けて人の流れも戻ってきたようです。ただゴールデンウィーク中の消費額については昨年と変わりない状況のようです。物価高の影響もあって控えている方が多いようですね。インバウンドの影響で観光地が混雑していることも一因だと思います。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休み等の大型連休になると高齢者住宅のスタッフの大変さをいつも痛感します。世間が休んでいるときでも休むことができないという特殊な仕事です。エッセンシャルワーカーという言葉がありますが誰かが担う必要がある欠かすことができない仕事ですね。
高齢者が好きという福祉の心をもっていなければ長続きしない仕事であると思います。当社スタッフには頭が下がる思いがします。社会的な評価がもっと上がればいいなと感じていますが公定価格である介護報酬は今年度から引下げという結果になりました。民間企業では社員の待遇向上したくても収入は介護報酬なので国が決定したものに従うしかありませんね。
何とか他産業並みの待遇になるよう民間企業としてあらゆる創意工夫をして対応していきたいと考えています。大型連休になると毎年スタッフに申し訳ないという気持ちでいっぱいになります。
世の中は誰かの仕事で成立しているという言葉が身につまされます。
いずれ誰しも行く道である高齢者に対する医療・介護サービスの人材が誇りと自信をもって働くことができる社会になってもらいたいものですね。