いまはもう会うことができないセラピストさん。元気にしているだろうか。ふとそんなことを思い出し、このシリーズの筆を執る。

その出会いは偶然であった。普段行かないエリアを散策するついでにと思い、週刊エステで地域検索した。

場所は中野。中野ブロードウェイをはじめサブカルの街として有名だが、いまは中野サンプラザ含め、駅北口周辺の再開発が行われている途中である。NAKANOサンプラザにリニューアルし、シンボルタワーの建設と新たな大ホールの設置により、さらに文化都市として深化へ向かう模様だ。






そんなサブカルの街に久しく行ってないことに気がつき、たまには散歩をと思って調べたのがきっかけだった。

ところで10年近く前まではメンズエステ店はあまりない印象だったが、いまでは撫子店だけで10店舗以上ある。新宿など副都心のメンズエステ店が次々と出店される中、その周辺都市にも勢いが及んでいるようだ。

Twitterでも中野のセラピストさんたちがタイムラインに流れてきており、どのお店も魅力的だったのだが、不安要素があった。

それは、都心部から離れるほどセラピストの容姿や技量が下がるのではないかということ。やはり新宿などのお店は競争が激しく、また客も絶えないため、稼ぐには良いところなのだろう。その分、容姿や技量が伴っているケースが多い。そういった競争からは距離をおいたお店で、いったいどのような出会いがあるのか。