タイでは米の価格が70%も上昇する異常事態。他のアジア(国は忘れた)のコメ輸出諸国が輸出調整した煽りを受けてのものだそうで、これが来年も再来年も続くとは考えにくいとのことですが、日本人はコメを食っとけばインフレは回避できるとも言ってられなくなってくるんでしょうか。日本の政府備蓄米はどれくらい積んでるんでしょうかね?探しても見つからなかったのでわかりません。


ということで、インフレは社会不安を引き起こし、政権交代が行われるというのが通例ですが、日本でも7月の参院選で民主が勝った事がひとつの事例ということになる。まだあの時はCPIはマイナスだったと思うけど、今は1%のインフレになっている。すでに実質金利はマイナスとなっており白川日銀総裁は利上げ派なので利上げ圧力は今後どんどん増大しインフレ率上昇が収まるまでは利上げすることも考えられる。そもそもCPIの計測方法には明らかな欠陥があり、実態の消費生活を反映してるとはいえない。問題は家電製品価格の評価の仕方だが、あれを実態にもっと近づけるとインフレ率は2%超えるはず。つまり日銀の金利政策はすでに間違っていると考えられる。しかし、海外要因などで利上げは難しい。とはいえシンガポールは利上げを開始しているんだし、利上げは出来なくもないはずだが・・・



さて前場。

持ち越した三菱商事はまさかのチャラ逃げ成功。週末冷や汗をかいたが資源価格は小動きだったので助かった。他は、今日は何でも上がるだろうと思い、基本的に強い銘柄を選択。寄りで丸紅と東芝を購入でしっかりリカク。


さて後場は日経が個別の割には弱い感じがするので、上がるかなと期待してます。