▷ 前回ではうつ病、パニック障害の発生メカニズムの私なりの考えをざーっと書きなぐってしまいました。
大雑把で論理の飛躍など、素人の域を出ないものと自覚しております。
但、ざーっと概略を俯瞰したかっただけで、さらに、付けたしたいのは以下のようなことになるでしょうか?
⑴ 人間の精神活動は、必ず脳内細胞の変化、活動の結果である
⑵ 100億~180億の脳神経細胞は、複雑に絡み合って100兆個以上にも渡るシナプスを形成し、伝達物質を通じて複雑な空間を形成し、ホログラム(注)的な現象を表す。
※注 ホログラムは以下を参照
⑶ であるから、この複雑なホログラム的な脳細胞の膨大な空間を完璧にコントロールすることは、なかなか難しい。
神業としか思えない。私達の使っている脳は、脳の10~20%も使っていないと言われている。
⑷ 精神に支障をきたした人の脳内は、目でなかなか見ることはできないが、今、医学界で言われているような、うつ病が単なるセロトニン不足による現象とは、とても私は思えない。
もっと複雑に絡み合った現象の結果だと考える。
⑸ なぜならば、私自身の体験からも言える。
セロトニンを増やすサプリメントなどを飲むと確かに、一時的には、回復したかに見えるものの、飲まなければまた、元に戻る。
⑹ という事は、神経細胞自身に何らかの損傷が起きていて、修復するための栄養素や時間がどうしてもそれなりにかかるということではないでしょうか?
⑺ だから、私は、自身のパニック障害と、うつ病の回復には、単に処方薬を飲むだけてなく、
( 当初は全く飲む気はなかったが、自分はもう、このまま死んでしまうのではないか、と感じるくらいの発作がおこるのである。パニックの方は、お分かりになると思います。仕方なく、その発作をとにかく抑えるために、安定剤を飲まざるを得なかったわけです。)
神経細胞自身の物理的な損傷を治してやる療法も必ず必要だと考えた。
⑻ その栄養素とは、前回も述べたが、
ビタミンやミネラル、必須アミノ酸、必須脂肪酸、酵素、特に、脳内で消費される物質、脳細胞を形成している重要な脂肪酸 (DHAなど) 、これらの、どれを欠いても支障をきたすであろうと単純に思われた。
⑼ この考え方は、栄養療法に近いとわたしは、思っている。
▷ 私がこのように考えるようになったきっかけは、ある体験からだ。
それは、脳細胞にとって非常に有効なレシチンという一種のリン脂質のサプリメントを摂取した体験だ。
それは、パニック発作を起こした時から、五ヶ月後の九月に、ネットで探した「健脳サプリ」という名の商品で、気軽に試してみたのだが、これが、抗うつ剤を飲む前なのに、うつ症状がかなり、おさまったのだ。ちょうど、通っていた病院が家から遠いので、転院しようと考えていた頃だ。いまから、思うと、最初にかかった病院は、デパスは処方してもらったが、抗うつ剤はわたしが、気分が返ってわるくなるから、今のところ嫌だと、拒否をしていて、無理にのまそうとは、しなかった。先生がえらいのか、たまたまだったのか、いまでは、確かめようがないが。
いずれにせよ、そのレシチン配合のサプリの効果は絶大で、この時期、よく飲みました。しかし、効果は出るのだが、値段がたかい。わたしの飲み方だと、1ヶ月二万はかかった。仕事もできずにいる身分としては、長くは続かない。
転院した医院で、やむなく、パキシルを飲むことに、同意したわけだ。
* レシチンとは?••••••••••••••••••••
レシチンはリン脂質の一種でリン酸と脂質が結合してできています。
このレシチンは細胞壁を形成したり脳や神経組織を構成する成分で人間の体には欠かせないものです。
レシチンは卵黄や大豆、レバー、酵母などの食品に豊富に含まれています。
レシチンは乳化作用と呼ばれる水と脂を混ぜる働きがあります。
レシチンはこの乳化作用によって細胞内に栄養をとりこんだり、老廃物などの不要なものを排出してくれるのです。
このレシチンの働きは脂質の代謝を活性化するので肥満予防や脂肪肝や肝硬変の予防にも大きな効果があると期待されているのです。
またレシチンは神経伝達物質の生成にも大きな働きがあるので痴ほう症やアルツハイマーの改善や予防、さらには学習能力の向上なども期待されています。
このようにレシチンは細胞を構成する重要な成分です。
人間の体は細胞の集まりで構成されているのですからレシチンの重要性は非常に高いと言えるでしょう。
レシチンが不足すると新しい細胞が作れなくなったり細胞内に栄養を取り込むことができない、また老廃物を排出することができなくなり細胞自体に不具合が生じてしまいます。
レシチン不足は様々な病気を引き起こす原因にもなりかねないのです。
このレシチンは細胞壁を形成したり脳や神経組織を構成する成分で人間の体には欠かせないものです。
レシチンは卵黄や大豆、レバー、酵母などの食品に豊富に含まれています。
レシチンは乳化作用と呼ばれる水と脂を混ぜる働きがあります。
レシチンはこの乳化作用によって細胞内に栄養をとりこんだり、老廃物などの不要なものを排出してくれるのです。
このレシチンの働きは脂質の代謝を活性化するので肥満予防や脂肪肝や肝硬変の予防にも大きな効果があると期待されているのです。
またレシチンは神経伝達物質の生成にも大きな働きがあるので痴ほう症やアルツハイマーの改善や予防、さらには学習能力の向上なども期待されています。
このようにレシチンは細胞を構成する重要な成分です。
人間の体は細胞の集まりで構成されているのですからレシチンの重要性は非常に高いと言えるでしょう。
レシチンが不足すると新しい細胞が作れなくなったり細胞内に栄養を取り込むことができない、また老廃物を排出することができなくなり細胞自体に不具合が生じてしまいます。
レシチン不足は様々な病気を引き起こす原因にもなりかねないのです。
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あとは、次回にします。
続く