「依存性の高い物質を使用するため」なら
常識を逸脱したコトも出来てしまう状態に陥ったヒトに対し、
依存症という言い方(現在は物質使用障害)を用います。

アディクションは、止めよう止めようと思いながらも止めるコトが困難な悪い習慣に耽ってしまうことで、薬物嗜癖(しへき)、「嗜癖」という言葉は薬物の乱用や依存、薬物中毒(医学的には)と混同しないよう、WHOの定義からは外されました。
どっちでも何でも私的にはいいんですがね。
精神疾患にさえカテゴライズされなければ。

...

この医師は完全に依存の状態にあります。

今日は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が2月24日、添付文書の改訂に繋がりうる医薬品の評価中リスク情報を公開したというニュースも。
リスク情報とは要注意、「グレーゾーン」ってコトだからね。
 

催眠鎮静剤・抗不安薬36成分と抗てんかん薬8成分で依存性、内痔核硬化療法剤の硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸で直腸腟瘻が評価中となっている。PMDAでは、患者が評価中の情報を基に自己判断で服薬を中止したり、用量を減らしたりしないよう呼びかけている。
催眠鎮静剤・抗不安薬では、ベンゾジアゼピン(BZD)系睡眠薬とBZD系抗不安薬、非BZD系睡眠薬、バルビツール酸系睡眠薬などの36成分、抗てんかん薬ではBZD系薬、ヒダントイン系薬配合、バルビツール酸系薬の8成分が評価対象となっている。

呼びかけるなら、ワイドショーでやれば、テレビ大好き日本人には
すぐ浸透するのに。
患者が自己判断で服薬を中止したり、用量を減らしたりしないようというが、不勉強な医師ばかりなのが原因でしょ?


 

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手術で麻酔薬抜き取り容疑 医師逮捕「20回やった」

その他 2017年2月20日 (月)配信共同通信社


埼玉県警は20日までに、病院で手術中に麻酔薬を抜き取って所持したとして麻薬取締法違反(所持)の疑いで、群馬県太田市、医師楢原創(ならはら・はじめ)容疑者(36)を逮捕した。

県警によると、楢原容疑者は「過去に20回ほど抜き取った」と容疑を認めている。特定の病院に所属していない非常勤の麻酔医で、2月3日の手術中、自分の腕に注射しているところを看護師が目撃し院長が通報した。患者に影響はなかった。

麻酔薬には鎮痛効果だけでなく、依存性があるという。
警察官が駆け付けた際、楢原容疑者はもうろうとした様子だった。県警の調べに、麻酔薬の使用も認めて「ストレス解消のためだった」と供述している。

逮捕容疑は3日午後5時35分ごろ、埼玉県行田市の病院で、麻薬に指定されている麻酔薬フェンタニルを含む注射液約6グラムを所持した疑い。

 

 

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フェンタニルはプリンスの死因となった薬物。
過去にはスリップノットのメンバーもこの過剰摂取で死亡してます。
→ 2010年に、心臓病を患っていたスリップノットのポール・グレイが、アイオワ州のホテルで遺体で発見された際も、モルヒネとフェンタニルの過剰摂取が原因と発表されたが、処方した医師のダニエル・パラディはポールを含む8人への鎮痛剤の処方を巡り起訴された。

ニホンは、向精神薬や鎮痛剤による事故死(自死)でも
医師は起訴なんてされない。

https://youtu.be/7cS0X8SFAh8