私たちに出来ること① | 突然肺ガン(扁平上皮ガンステージⅣ)になったパパと明るく支えるママを、頼りなく支える娘のブログ

私たちに出来ること①


とにかく朝から晩まで暇さえあればネットを見て、情報、情報、と探った。

結果、何がなんだかわからなくなり、自分を苦しめた。

1番辛かったのは、抗がん剤は辛い思いをするのに命を縮める、という内容を見た時。

抗がん剤を最初から拒否する人もいる。

抗がん剤で苦しむのは辛い、可哀想。

どうしよう、どうしよう。

と。

それから私は、食事をガラリと変えて、悪い食品を絶ち、体の中から変える、という方法を見つけて、それに取り組むつもりでいた。

だけどきっと父は、抗がん剤することになるとおもう。

それが当たり前だと思っているから。

ならば、抗がん剤の怖さ、恐ろしさを話そうか?

いや、どうせやるなら、抗がん剤は効くと信じていてほしい。


もう、脳みそフル回転でくったくたでした。


そんな時、昨日母が言った言葉で少し楽になれましました。

「ちょうど昨日ラジオで聞いた。家族が頑張りすぎているのが患者にとってストレスになることがある。
食事療法は本人が出来る限りやろう。」

と。

今まで母は、情報も持っていないせいか、何一つ具体的な発言はしなかった。

何もわからず、何が正しいかもわからず、先生の言う事だけを信じていた。

私もまだ、母には私の考えは伝えておらず、
「人参ジュースがいいみたいよ」
「免疫力アップしたほうがいいよ」
という程度の事だけ話していた。

つづく