4月30日は、新たな口蹄疫の発生はなかったようでまずは一安心だ。
予断は当然許されない。

しかし、各種の直接間接の被害は拡大している。

発生農家の家畜の殺処分を筆頭に、農家殻の距離により移動(10Km)搬出(20Km)制限が出ている。
経済活動禁止である。

宮崎は勿論、鹿児島や大分、熊本など家畜の競り市を中止したから搬出禁止地区外でも出荷が出来ない。

売り上げ出来ない上、毎日のえさ代は当然かかってくる。
大分県では、出荷できない和牛に30万円、乳用主に2万円、その他の牛に10万円を無利子で貸し付ける救援策を打ち出した。

牛は、約400日に1産1頭だが、豚は年2産で1産あたり10頭は生むので牛に比べて回転が早い。それだけに短期間でも止まると売上、コスト両面で被害発生は早い。


食肉業者が輸出をストップしたというニュース。

鹿屋市の「バラ祭」の中止、霧島市の「龍馬ハネムーンフェアー」の中止、大隈半島の「カンパチ祭」の延期など、兆句節関係がなくても人が集まるイベントは中止するという。
口蹄疫は人には感染しないのだが、逆に不安を煽るような決定で首をかしげる。

そんな各地の連休中のイベント中止のニュースが相次いでいる中、隣県の鹿児島では予定していた「元気モリモリ畜産フェアー」は予定通り開催するという。

大いに頑張って欲しいものだ。

今晩は、仕事の成果がでるように、ビーフステーキにとんかつでも食べるとするか。

テキにカツだ。