根本山神峯山寺
こんぽんざん かぶさんじ
■天台宗
■御本尊:毘沙門天
■大阪府高槻市原3301-1
■札所:新西国三十三箇所第14番、
役行者霊蹟札所など
 
神峯山は大阪府の北端に位置し、京都盆地の西側から続く西山連山の最西端にあたる山深い場所です。
 
687年に役行者が当地で天童(金比羅飯縄大権現)と出会い毘沙門天を祀ったのが起源とされ、日本で最初に毘沙門天が安置された霊場として一時は修験霊場として多くの修験者を迎え入れていました。
 
774年には開成皇子が勝尾寺から入山して住職となり、天台宗の寺院に改められ光仁天皇の勅願所とされました。
 
御本尊の毘沙門天は毘沙門天、兜跋毘沙門天、双身毘沙門天の三体で構成され、いずれも秘仏とされていますが、兜跋毘沙門天のみ秋の大祭で開帳されます。
 
**************************
 
1月の雪降る日に参詣したので季節外れな記事となってしまいます。バスの便があるようですがこの天気もあったのでJR高槻駅から車で向かいました。
 
雪降る仁王門から参道を進みます歩く
 

 
門前の狛犬も荒々しくどっしりとしています。
 
 
仁王門の仁王像。最近作られたもののようです。
 
 
大きなカキ殻のような形の水盤。
 
 
このあたりは紅葉の名所だそうですもみじ
 
 
化城院では三千日連続護摩修行の真っ最中でした火
 
 
山深い場所なので水には事欠かないようです。
 
 
階段の奥に本堂が見えます。
 
ちなみに参道の途中に寺務所があるので、そちらで御朱印をあらかじめお願いしておきます。
 
 
このあたりで雪の降りが激しくなってきましたが、本堂にお参りします。御本尊の三体の毘沙門天がお祀りされています。十六八重菊紋があしらわれ格式の高さが表されています。
 
 
本堂の横顔。
 
 
本堂近くの釈迦堂。
 
 
急な石段を上がったところには開山堂がありますが、この天候なので石段を登るのは危なそうなので石段下から遥拝。
 
 
弁天さまの祠。下は池というか井戸になっているのでしょうか。
 
 
こちらの格子壁の建物は観音堂です。
 
 
観音堂の脇にある十三重塔は光仁天皇の分骨塔です。
 
 
お地蔵さま。こう雪がひどいと笠を掛けたくなります。
 
 
鐘楼堂も急な石段の上にあります。
 
 
参道に戻って途中の寺務所に寄ります。こちらではこの漆黒の雄々しいオリジナル御朱印帳を出されていて、購入いたしました。
 
 
そちらに頂いた毘沙門天の御朱印
 
#神峯山寺御朱印
 
開山にあたる役行者(役小角)の御朱印。
 
#神峯山寺御朱印(役行者霊蹟札所)
 
新西国三十三箇所の「聖観音」の御朱印。
 
#神峯山寺御朱印(新西国三十三箇所)