御府内28番 霊雲寺(文京区)

宝林山霊雲寺

れいうんじ

■真言宗霊雲寺派、総本山

■御本尊：胎蔵界・金剛界大日如来

■東京都文京区湯島2-21-6

■札所：御府内八十八ヵ所第28番

1691年、浄厳律師覚彦が柳沢吉保の帰依を受け、将軍・徳川綱吉から江戸城の鬼門にあたる現寺地を得て幕府の祈願所として当山を創建しました。1694年には関八州の真言律宗の総本寺とされ、学寮を併設するなど名刹として栄えました。

関東大震災、東京大空襲などで堂宇を焼失し、戦後、現在の堂宇が再建されました。1947年に真言宗霊雲寺派を公称して真言律宗から独立しました。

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地下鉄千代田線・湯島駅から徒歩5分ほどの場所にあります。JR御茶ノ水駅からも徒歩10分ほどで到着します。

1976年に再建された大きな本堂です。

「大悲心院」という扁額があります。

ビルやマンションに囲まれた境内ですが、往年の寺盛を思わせる大木が残されています

本堂脇のお百度石は古いもののようでした。

こちらは「紀念供養塔」とありました。古いもののようですが詳細不明です。

庫裏で御朱印を頂きました。あまり愛想のいい感じではありませんでした。御府内はどうも先が思いやられます

#霊雲寺御朱印（御府内八十八ヵ所）

湯島はこういう細い坂道が随所にあって、明治大正の小説を彷彿させるような雰囲気が残されているところもあります。