松泰山東光寺
門戸厄神
■高野山真言宗、別格本山
■御本尊:薬師如来
■兵庫県西宮市門戸西町2-26
■札所:西国薬師四十九霊場第20番、
西国愛染十七霊場第2番、
摂津国八十八ヵ所第76番

門戸厄神東光寺は日本三大厄神のひとつ(他二つは石清水八幡宮、和歌山・天野明神)とされ、あらゆる災厄を打ち払う厄神明王(門戸厄神)で有名です。

嵯峨天皇がある時、愛染明王と不動明王が合一して厄神明王となり災厄を打ち払う霊感を得て、829年に空海に厄除祈願を命じられました。空海は厄神明王像を三体刻んで日本三大厄神の各寺社に奉祀しましたが、現存するのは東光寺のみと言われています。

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阪急電鉄今津線の門戸厄神駅から徒歩15分の場所にあります。私は帰りはこの駅に出ましたが、行きは神呪寺から直接タクシーで来ました。

厄年に因んだ42段の男厄坂という石段を登ると表門が現れます。



さらに33段の女厄坂を登ると朱塗りの中楼門が現れます。厄神明王と書かれた大きな提灯が吊られています。



正面の厄神堂には日本三体の厄神明王像が祀られています。



その右手の薬師堂には御本尊の薬師瑠璃光如来が奉安されています。



愛染明王が祀られたお堂です。



延命魂(根)は高野山の弘法大師御廟近くにあった樹齢800年の霊木の老杉が枯死したため、金剛峯寺から東光寺に下賜されました。触れると霊木の力で延命や病気平癒のご利益があるとされます。



受付で御朱印を頂きました。一つ目は「厄神明王」の御朱印です。


#東光寺御朱印

二つ目は摂津国八十八ヵ所の「薬師如来」の御朱印です。


#東光寺御朱印(摂津国八十八ヵ所)

三つ目は西国愛染十七霊場の「愛染明王」の御朱印です。書き手が途中で交代したようですね。


#東光寺御朱印(西国愛染十七霊場)

四つ目は西国薬師四十九霊場の「瑠璃光殿」の御朱印です。


#東光寺御朱印(西国薬師四十九霊場)