藤森神社(伏見区) | うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

全国各地、といっても関西圏が多いですが、を旅してお寺や神社で御朱印や御首題を頂いた記録です。
コロナもようやく落ち着いたのであちこち出没再開しています。記事はのんびり不定期に書いております。

藤森神社
ふじのもりじんじゃ
■主祭神:素盞嗚命
■京都市伏見区深草鳥居崎町609

203年に神功皇后が三韓征伐から凱旋しこの地に旗を立てて兵具を納め、塚を築いて祭祀を行ったのが始まりとされています。

東・中・西殿の三座から成り、東殿は759年に舎人親王を祀った藤尾社として創建されたものが後に合祀されたものです。中殿は1712年に中御門天皇から下賜された宮中内侍所であり、現存する賢所としては最も古い建築になります。西殿は800年に早良親王を祀って創建された神社が後に合祀されたものです。早良親王は陸奥で反乱が起こった際に征東将軍となり当社に詣でて戦勝を祈願したとされ、その出陣の日の5/5に駆馬神事が催されています。

駆馬や境内の菖蒲から尚武・勝負の連想、また周辺が以前軍用地であったことから馬と武運の神社として尊崇を集めてきました。最近は勝負事の神様として競馬関係者やファンも参詣するそうです。

私もたまに馬券を買うのですが、最近はパッとしないのでよーくお参りしてきましたあんぐりうさぎ

**************************

京阪本線の墨染駅から街道沿いを歩いて10分くらいの場所にあります。



こちらの手水舎の水鉢の台石は、宇治浮島の十三重の塔の第9層の石を石川五右衛門が持ち去ってきたと伝えられています。塔の第9層の石だけ色が違うそうです。



拝殿から本殿を臨んだところです。沢山の提灯が吊るされていました。

ちょっとネコがいるの、分かりますか?



宮中の賢所だった建物の本殿です。とても立派な屋根です。



ちょっと横から見てみました。雨が降っていたので濡れていますが、屋根は茅葺きのようです。



別な場所から見たところ、明かりのついた灯籠が下げられていました。天気が良かったらもう少し綺麗に撮れたかも。



境内にあった名水「不二の水」です。二つとない美味しい水とのことで、御利益もあるそうです。この岩も豪快ですね。



社務所で御朱印を頂きました。


#藤森神社御朱印