安楽寺の秋の特別公開 | うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

全国各地、といっても関西圏が多いですが、を旅してお寺や神社で御朱印や御首題を頂いた記録です。
コロナもようやく落ち着いたのであちこち出没再開しています。記事はのんびり不定期に書いております。

住蓮山安楽寺
■浄土宗
■御本尊:阿弥陀如来
■京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21
■札所:法然上人二十五霊場・番外

安楽寺は霊鑑寺と同じ鹿ヶ谷にあります。鎌倉時代初期に、法然上人の弟子の住蓮・安楽が草庵を建て念仏道場としました。

後鳥羽上皇に女官として仕え寵愛されていた松虫・鈴虫は、二人の僧から念仏の教えを聞いて心服し密かに出家しました。これを知った上皇は激怒して二人の僧を斬首し、法然を讃岐、親鸞を越後へ配流しました(建永の法難)。後に帰京した法然上人が二人の弟子を弔うために草庵を復興して安楽寺と名づけました。

通常非公開ですが、春(サクラやツツジ・サツキ)と秋の紅葉の時期に合わせて特別公開をしています。

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霊鑑寺から歩いてすぐのところに参道の入口があります。参道を囲むように紅葉が色づき、下の石段にも薄っすら積もっていました。



少し引いて撮ったところです。



茅葺きの和やかな雰囲気の山門を、裏側から見たところです。手前右側に見えるのが拝観受付です。



奥に進むと正面に本堂が見えてきます。阿弥陀如来の脇に勢至菩薩、観音菩薩が近侍しています。



その手前に地蔵堂があります。「くさ」という皮膚病を治す御利益があるとされてきました。



書院の回廊の中央の庭にあざやかな橙色に紅葉した木が一本、この空間の主役のように植わっていました。







裏からつくばい越しに撮ってみました。





書院の建物内から。回廊の色々な角度から撮ると微妙に表情が変わり、見ごたえのある樹でした。







こちらは外の庭です。背景が紅葉し始めていました。




いにしえの
悲話を弔い
紅葉燃ゆ

@ブログ主拙句


受付で御朱印を頂きました。


#安楽寺御朱印