金剛峯寺壇上伽藍 | うさみーの御朱印御首題✿歴史散歩

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全国各地、といっても関西圏が多いですが、を旅してお寺や神社で御朱印や御首題を頂いた記録です。
コロナもようやく落ち着いたのであちこち出没再開しています。記事はのんびり不定期に書いております。

壇上伽藍は高野山の町の中心部の一段高い場所にあり、金堂、根本大塔、西塔、御影堂などが立ち並ぶ高野山の聖地のひとつです。空海が堂宇を営んだ場所であり、真言密教の道場として高野山の中核的な役割を果たしています。

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2015年に再建された朱色のあざやかな中門です。中に四天王像が奉安されています。



金堂も1934年に再建された鉄筋コンクリート造りです。御本尊は薬師如来(阿閦如来)で、高村光雲によって造られました。旧本尊など7体の仏像が1926年の火災で惜しくも焼失されました。



金堂の後方にある根本大塔です。1階平面が方形、2階平面が円形の二重塔になっています。1937年に空海入定1,100年を記念して再建され、内部正面には昭和天皇の宸筆の勅額「弘法」が掲げられています。中央に胎蔵大日如来像、その四方に金剛界四仏が奉安されています。

ちょうど塔の前にこうやくんがいました。



真っ白な鐘楼です。吊られている大銅鐘「高野四郎」は、1618年に福島正則が母の菩提を弔うために奉納したものです。



1848年に再建された愛染堂です。



不動堂(国宝)です。1197年の建立で当初は別の場所にあり、1908年に移築されました。国宝の八大童子像はここに安置されていましたが、現在は高野山霊宝館に移されています。



1883年に再建された准胝堂で、准胝観音をお祀りしています。



根本大塔とは反対側にある西塔(国重文)です。金剛界大日如来像と胎蔵四仏を奉安しています。現在の塔は5代目で1834年に再建されました。色合いは地味ですが非常に重厚感があります。



山王院はこの後ろの御社(明神社)の拝殿です。819年に山麓の天野社に祀られている地主神を高野山の鎮守として勧請しました。一宮(丹生明神)、二宮(高野明神:狩場明神)、三宮(総社、十二王子・百二十伴神)の三社からなります。



金堂横の受付で御朱印を頂きました。まずは金堂の「薬師如来」の御朱印です。


#金剛峯寺壇上伽藍金堂御朱印

二つ目は根本大塔の「大日如来」の御朱印です。


#金剛峯寺根本大塔御朱印