こういうブログで難しいのは
ステロイド外用剤っていうのは
ある程度、これが正しいっていう使い方を示しても
それから外れてしまうこともあるということです。
ですから これが一般的な使い方っていうことを書きますが
治療方針は皮膚科の先生と話しながら決めていくことが大事だと思います。
ステロイド外用剤のランクや使用期間というのは
疾患名や炎症の具合や部位により選択されます。
また
急性疾患か慢性疾患であるかによっても変わります。
この急性疾患か慢性疾患かで
ステロイド外用剤のランクや使用回数も変わってきます。
もちろんどういう疾患か、ランク、塗布期間にもよりますが
ステロイド外用剤は
症状がよくなってもすぐに中止するよりも徐々に減らすことが重要です。
このステロイド外用剤を徐々に弱めていくことを テーパリング といいます。
ここで勘違いして欲しくないのは
皮膚科医であれば特にその急性疾患に対して
必要なランク(強さ)を選んでいるはずなので
最初から控えめに塗ったりすれば治療効果が得られないばかりか
逆に治療期間が長くなって、ステロイドの総投与量は多くなってしまいます。
ステロイド外用剤は必要なときはしっかり使う!
よくなればテーパリングということが大事です。
ただ先に書いたように疾患によってもかわってくるので
そこら辺も含めて治療方針、ステロイドの使用方法・使用期間等を
しっかり説明してくれる先生を選びたいものです。
次回のブログではテーパリングの具体例について書きたいと思います。
少しは参考になったという方はポチっとお願いします。
更新頻度が高くなるかもしれません。。。
↓
にほんブログ村