言うことを聞くってなんなんでしょうか!?
中学校・高校時代は、よく人から「言うこと聞け」と指図されていました。
「言うこと聞く」が指図だろうが、命令だろうがどっちでもいいです。もちろ
ん私は指図する連中に常に反逆していました。なぜ私は他人の言う
ことを聞かなければいけないのでしょう？ 「～してください」または「～し
てくれませんか？」という頼み方ならまだ解ります(ただし指図に従えと
いう内容は断ります)。
私には私の人格があります。だから、やりたくないことはしたくありません。
そして必要ないこともしません。更に、威喝しながら命令しくさってる連中
の言うことなんて絶対に聞きません。付け加えると、泣き落としも私には
効果がありません。
こんなことを書くと、私は如何にも反抗的でワガママな人間に見えるかも
しれません。しかし本当は逆で私、シャティエルは口数が少なく大人しい
ほうです。以前こんなふうに言われたことがあります。「お前は大人しい
んだから、言うこと聞け！」と。周りの人間には、私が従順で大人しく見
えているのでしょう。口数が少なくて大人しいから指図しても大丈夫で、逆
らわないと勘違いしているのです。でも私はキッチリ断ります。
なぜ人は私に指図するのか理由を考えたのですが、指図する人物は人
と交渉するのが苦手なんだと思います。交渉しても埒があかないから、
一方的に指図する者と言うこと聞く者を都合よく決めたのです。それは虚
勢を張ることとよく似ています。弱いから虚勢を張って、強そうに見せてい
るのです。同じく、高圧的に指図する人間も弱みを見せたくないから、強
がって命令するのではないでしょうか？
ところで皆さん、「言うこと聞け」としつこく言っている連中が、陰で何て言
っているか知っていますか？ 私が言うことを聞いたフリをして、そいつら
の前からちょっと居なくなると、「あいつ、言うこと聞かなくてもいいの
に言うこと聞いてるし(笑)」と陰でコソコソ私を馬鹿にしていました。そ
のくせ、居なくなったフリをした私が姿を現すと、「言う事聞かなきゃダメ
だよ．．．」と感情に訴えます。なんだか、とてもチャチな手品の種明かし
を覗いた気分でしたw。下らなすぎて、逆に笑えます。特にリーダー研修
会がそうですが、言うこと聞けと言っている奴らが、実際言うこと聞かなく
ても良いと言っていたら、一度でも従ってしまった人は本当に馬鹿を見ま
す。
中学三年の時、こんなことが有りました。席替えで席順が決まってしま
ったのに、後から担任の教師に頼み込んで、私の隣に座った女性がい
ました。この人は私のことが好きだったんでしょうけど、この人に私は何
度か指図されたことがあります。互いの意見がぶつかる度、その女性
はいつも「言うこと聞け！」と食い下がります。最終的に、ことごとく私
が命令を突っぱねると、その女性は悔しそうに涙を流して泣いていまし
た。「なんであいつ(シャティエル)は言うこと聞かないんだよ!?」と
逆ギレしていましたが、嫌なものは嫌です。この女性はさっきの話みた
いに強がっていたのかもしれません。『泣いてゴネる子供は多めに飴を
貰える』、みたいなコトワザを知っていますが、泣き落としは私に通用し
ません。
「あいつ(シャティエル)絶対言うこと聞かないし」と、高校生の時よく
言われたものですが、そんなこと決まりきっています。第一、指図して
いる方も、人の言うこと聞かないですよね？ 自分でしなければいけな
いことくらい、自分で決めます。誰も命令しなければ私は静かにしてい
ます。ただし、思い上がった連中が調子に乗って指図してきたら、それ
以上私は黙っていません。