250スタントコンプリートマシン その2 | FREESTYLEなSK

250スタントコンプリートマシン その2

前回はVTR250について書かせていただきましたが、今回はまったく別の観点から250ccの車両を製作してみました。
求めたものは、

1: 軽さ、スピード感のある軽快さ
2: 正立フォークでハンドルの切れ角を確保でき、ハイスペックな足回りを装備のアルミフレーム車両
3: 4STシングルエンジン、キャブレター
4: タンクがあるSS的な見た目のかっこよさ、セパハンが合う、ケージが最適な位置につけれ6Rに近いポジション設定
5: 中古部品が入手しやすいく、修理しやすい

で、考え作ってみました。


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車体はNSR250 MC21です。
エンジンはフレームに大幅な加工を施しDトラッカーのエンジンを搭載。
各部フレーム補強。スプロケはフロントにDトラッカーの純正、リアはDトラッカー純正から1T下げのロング使用。ダウンマフラーを取り回しを変え腹下へ。タンデムシートはZX-6Rの03’の物を使用しラウンドバー一体型のサブフレームに加工しテコ比がかかりやすく配置。シートホール、フートプレート装備。CBR929フロントブレーキにてダブルキャリパー化。ラジエターファン、スイッチ追加、軽量クラッシュケージ、サブケージ、バックステップなどで製作しました。写真撮影の後タンクをへこませてあります。

エンジンは信頼と実績のDトラッカーエンジン。ウイリー中もストッピー中もストールなく存分に走れます。車体バランスと相まってエンジンのパワー不足を感じることはありません。本来ならかなりきつい所からでも立て直せることもあります。もしさらにパワーアップをしたければ排気量アップやキャブレター変更することで対応可能となっています。自分的にはこのくらいがちょうど良いんじゃないかと思ってます(耐久性や燃費、適度なダルさ)。

カウル類も必要に応じて取り付けできるので、SSっぽい雰囲気もでそうです。このままでもNSR50がそのまま大きくなった感じですごくかわいらしいです。しかも普通に合法で登録できます。

予算の都合もあり、まだまだ改造の余地は残っていますがこの状態で納車となりました。

乗り味ですが、自分的にはかなり乗りやすいです!
エンジン搭載位置をバイクスタント用に最適化したのもあり、ウイリー中に重さを感じません。存分に振り回せます!何しろこの状態で頑張れば人間一人で持ち上げることが可能です。減速比がロングなので全体的に倍速で乗れているような感覚があります。

6Rと変わりなく技をメイクできる車体になっていて、圧倒的に軽いので自分が190Cm/90kgぐらいあって6Rに乗っているかのような気分になれました。

前後ブレーキも十分に効き、前後サスの動きもNSRだけあって文句なしです。

ロングの速いスプロケのままで転がして走れる理想の良いおもちゃになりました。
まだまだぜんぜん乗車時間が取れていないので深い部分までは試せていませんが、かなりのお気に入りになりました。今後また自分用に一台製作しないと収まりがつきませんw

VTRはツアラー的乗り味に対して、このNSRはレーサー的イメージです。ちょっとの動きで大きく動く、そんな感じ。

残念ながらこちらも動画は今はありません。またオーナーが神戸へ練習しに来たときに撮影したいと思います。