鵜野みずきさん……、みぃーきのことをご存知でしょうか。 僕のブログを読んで頂いている方は、大半がSKE系の方なので、ご存知ない方がほとんどだろうと思います
みぃーきは、NMBの2期研究生です。 その、“48系イチの不遇” といわれる、NMB2期研の中でも、突き抜けた干されさんです。
彼女は、4月に2期生公演が千秋楽を迎えて以来、3か月以上にわたって、あらゆる公演のアンダーから干されていました
SKEでいえば……、ほのcやわんcみたいなイメージでしょうか。
ただ、SKEの場合、干され研究生も、ラジオや 『S女』 といった冠番組に起用して、相応にチャンスを与えるし、なにより、ほのcやわんcの場合、研究生公演に出て、配信なども通じて、ファンに姿を見せることができます。
対して、厳格な序列主義を敷くNMBの場合、研究生がメディアに起用される機会は、SKEよりも圧倒的に少なく、そういったチャンスを与えられることは、ほとんどありません
そして、なにより研究生公演がありません。 3期生公演が独立している為、1期、2期研究生が公演に出る為には、かつてのSKE1期、2期研と同様に、正規チームのアンダーに出るしかないのです。
その公演にアンダー出演できないみぃーきは、4月以降、握手会や写メ会以外の、アイドルとしての本来的な活躍の機会を、ほとんど奪われた状態にありました
彼女は、決して人気メンではありません。 しかし、その、ファンに対して穏やかで丁寧な対応などから、彼女を熱く支持するヲタさんが少なからずみえます
そんな複数名の熱いヲタさんが、握手会等で、「みぃーきは、どうしてアンダーに出られないの?」 と質問したところ、「みぃーきは身長が高いので……、正規メンの方の衣装が合わなくて、使ってもらえないの……」 と答えたそうです。
みるきーが急遽休演したときも、まーちゅんが休演したときも、小谷りぽぽが休演したときも、スクランブルに手を挙げたのだと。 でも、衣装が合わないから、と却下され、JC研究生の、西澤るりりんや、林モカcに回ったのだそうです
スラッとした高身長メンが多いSKEと違い、NMBの主力メンは、ちびっこでグラマーな、岩永つうcのような子がほとんどです。 そんな中、みぃーきのような、モデルさん体型の高身長メンは、使い難いのかもしれません。
とはいえ、SKEの場合、桃菜さんや、いぐっちなど、研究生にもキチンと、アンダー用衣装をあつらえています。
かわいそうだなぁ……、と思いました。 SKEでは、あまり考えられない理由です
何人かのヲタさんは、G+で金子支配人に訴えたり、或いは、握手会での支配人部屋で、みぃーきの起用を直訴したのだそうです。 ある若いヲタさんは、遠方他県から、握手券もないのに、その為だけに大阪全握に赴いたのだとか。
それに対する金子支配人さんの回答は、僕が聞く限り、あまり誠実なものとは感じられませんでしたが、それでも、そういった複数のヲタさんたちの訴えが実ったか、8月中のアンダー起用が明言されたそうです
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昨日、12日の昼公演は、その、みぃーきのアンダー・デビュー公演でした。
僕が、夜公演の無謀なキャンセル番号だったにもかかわらず、難波へ赴いたのは、みぃーきの “夜明け” をモニ観する為でした。
NMB劇場のモニターは、上のような感じなので、細かいところはわかりません。 また、普段から見ているセトリでもないので、どのポジションか、といったところも判然としません
推しや、応援している山本ひとみんや、矢倉ふぅcが出ている公演なので、ついついそちらを見てしまいます(笑)
でも、この日のこの回は、肥川あやにゃんと同じようにスラッとして背が高い、おそらくこの子だな、という子を、極力ずっと追いかけて見ていました。 ……推しからの誘惑をさけながら(笑)
この日のみぃーきのパフォーマンスは、決して優秀とはいえませんでした。 とはいえ、初出演の研究生として、十分に及第点だったはずです。 少なくとも、3か月干されるような、そんな水準とは感じませんでした
周りに遠慮してか、小さくしか踊れなかった、みぃーき。 僕が 『対角線』 のBDで見たときは、長い手足をいっぱいに使って踊っていたので、この日は萎縮していたのでしょうか。 MCでも、積極的には絡めませんでした。
でも、それはしかたがないことです。 置かれたこの状況で、前へ前へ出られるような性格なら、とっくに起用されていたでしょうし……
この日、みぃーきのポジションは、山岸なつみんポジでした。 選抜経験者とはいえ、なつみんも干され寄りなので、このポジションで継続的に出られる可能性は、ほとんどありません
その意味で、みぃーきが置かれた状況は、依然、厳しいといえます。 みぃーきは、スタートラインから1歩を踏み出したばかり、他の研究生は数十歩前を走っています。 みぃーきの1歩は、まだまだ小さな1歩です。
とはいえ、みぃーきにとっては、間違いなく、大きな1歩です。
この日のアンコールは、公演に入っていたみぃーきヲタさんが、機先を制して、みぃーきのアンダー初出演を口上して、「みぃーき・コール」 を発動しました
正規公演で、アンダー研究生のコールなんて、なかなか考えられないし、NMBはアンコつぶしが常態化しているので、これはツブされるかな、と思いました。
でも、この日、力強い 「みぃーき・コール」 はツブされることなく、大きく、最後まで完走しました
恥ずかしながら、ちょっぴり、ジン……、ときました。
みぃーき、アンダー初出演、おめでとう!!!
がんばれよ~~!!!