あゝ 今更 どうにもならないわ
どうにもならぬと知りながら
「悲恋」より
内山田洋とクールファイブ
作詞 川内康範
作曲 中村泰士
いえ、「恋」ではありません。
「どうにもならぬ」と諦めていた
Myテレビゲットのお話し
実は
夫の愛称も昔から「ケイちゃん」
山内惠介さんの「惠ちゃん」に
反感を抱いたのか、数年前から
私好みの番組は全てご法度
「くだらねぇ」の一言
大好きなドラマも対談も
山内惠介さん島津亜矢さんの歌も
録画でしか観れません
敵が留守の時だけ
ザ~ッと倍速で流したり
「何でこうなるの」状態
敵を怒らせると後が面倒と思い
闘うこともせずに過ごしてきて...
ですが
昨年、敵の親友の奥様が
お二人亡くなられ
そういう年齢であることを
突きつけられました。
この先、生きられるとして
思い通りに歩まずに何とする!
自分スタイルを貫いてこそ!
と切実に思いました。
まずは、自分の自由な空間を
確保することが先決です。
今まで1フロアとして利用の
10畳と8畳の仕切り戸を生かし
各々の部屋にしよう!
企画書を作り長女に見せたら
「これは提案ではなく挑戦状。
パソコンやらない人に印刷文字は
絶対ダメ。話し合いをおすすめ」
うん、そうか
12月24日 決戦の日
闘いの火蓋は切って落とされた
この先いつまで生きられるか
分からないのであるからにして
自分なりの生き方をすべきと
宣戦布告
敵は一瞬「ポカ~ン」とするも
「何だ くだらねぇ」と拒絶
ここで負けたら女がすたる
「上京してからウン十年
何とか生き抜いて今がある!」
「テレビも自由に観れないとは
一体なんぼの人生か!」
「明日をも知れない老妻を
いい加減解放しろ!」
「私のテレビは買わせてもらう」
言葉は柔らかめなれど
言ってることは上記の通り
もはや、喧嘩ごし
敵の物しか置いてない8畳を
敵の書斎兼アトリエになどと
やたら持ち上げたり
食事や団らんの時には
居間の新テレビもどうぞ
2重に楽しめるのだから
いいしょ! GO!
1~10まで申し述べるも
相手の拒絶にあえなく撃沈
とも思えたが
「もうどうにも止まらない」
苦虫をかみつぶしたような
敵をしり目に
新テレビ設置に向けて
居間の家具の移動を始めることに
何しろ押し迫まった年末です。
この闘いは来年へ持ち越しかと
ちょっと諦めかけました。
しかし
12月26日 島津亜矢さん
一夜限りのコンサートへの道中
池袋の店舗で運命のテレビに
出逢ってしまい
「28日に配達します」
の一言で決めたのです。
届いた大きな箱を見て
敵は唖然と憮然
ラジオをガンガン鳴らして
抵抗します。
29日 たまらずに
新テレビ設置を宣言!
改めて説得談判脅迫
あろうことか
「届いたんじゃ仕方ねぇだろ」
「エェ~ッ!」
「何ということでしょう」
難攻不落と思えた敵の
新たな展開に驚きながら
それからはスムーズに
運びました。
現在、理想的な状態です。
子供たちからも絶賛され
以外にも本人ご機嫌
自分の空間がお気に召し
すっかり片づけ親父に変身し
ゴチャゴチャ並べも一掃し
とてもきれいになりました。
今回の挑戦で
何でもやってみることだと
改めて感じた次第
絶対無理と思える壁に
ぶち当たったとしても
まずは、やってみる!
積極的に生きることが
難局を乗り越える秘訣かも
1月からすっきりさわやか
今年はいいこと起こりそうと
何だかとても楽しくなります
ところで
冒頭の「悲恋」
前川清さん独特の
はらわたに染み入るような
一世風靡とも言える歌唱
孤独にあえぐ青年像というか
胸にズシンとくる嘆きと
明日への希望
山内惠介さんにもぜひ
唄って欲しい世界です。
https://www.youtube.com/watch?v=2MqMnAuACdk
さぁ、1週間、がんばろう