その朝
妻はかつてない程の動転ぶりだった
寝坊していた私は
何事かと飛び起きて外に出る
「エリーがエリーが」と震えている
エリーが車にぶつかって
動かないらしい
行ってみると 道路の真ん中に横たわるエリーがいた
外傷が全くなかったので
獣医さんに来て頂いたのだが
既に 施す手が無く
即死
しばらく
悲しみの日々がつづきました
しかし
みいたんには事の次第が
わからなかったのでしょうか!
エリーを探す様子は
みられませんでした
首輪を付けたのが7月25日
命日が9月25日
ちょうど2か月だったんですね
今日 アルバムを整理して
そのことがわかりました
あの出来事は
夫婦間で 知らずしらずタブーになっていたようです
あの日は 仕事で午前様が続き
疲労している私を気使って
妻が散歩に連れて行ってくれたのだが
エリーは大型犬なので
引っ張りが強く
自宅から
100メートル行ったところで
紐が 手から離れたらしい
妻は エリーの散歩が初めてだったしエリーの引っ張りぐせは直ってなかったし 私が寝坊していて しかも通勤時間帯 と これだけ悪条件がそろっていたとは・・・・・
大型犬を飼うなら
時間の余裕が必要ですよって
エリーに教わりました
エリーは
みいたんを 我が家へ案内する
使い人だったのかもしれません!
エリーの分も みいたんを幸せにするからな・・・そう思うしかないです
ありがとう エリー・・・・つづく
足元に咲く小菊