朝の電話はたいてい録でもない | ヒトのにくばかりやくな

朝の電話はたいてい録でもない

このまえ、朝いきなり学校から電話連絡きまして。
子が転倒して顔をケガしましたと。

そんでもって病院連れてきましたら
医師からはあーこりゃ縫ったほうがいいですねえとのお達し。



「ギャー!」ガタン!






「ぬわない!ぜったいぬわない!」



ノー縫い。縫い断固反対。
こういうことだけははっきりとノーといえる男。

でも縫ったほうがいいんだよ、という医師と母の説得もききいれず
すがりついた診察室の出口ドアがたがたいわしながら




「いや!しんでもいや!」



簡単に「しぬ」とかいう最近の若者のカジュアルな死生観。
最近の子はゲーム感覚ですぐしぬとかいいますね。いやうちゲーム機ないけど。
おかーさんWiiとかDSやってみたいけど。




はい、麻酔しますよー




「しぬ!しぬ!」




はい、麻酔してますよー





「もうしぬ!
もうしぬ!」




ムスコ8さい、治療室でしぬの大安売り。





あっさりおわりました。



ぐたり。



なにかをとおりこして半笑いのひと。


なにかひとこと。





「…ポ…」





「…ポケットからは手をだそうね…」



出そうねえー。


つまりは転んでもすぐに手がでないというかなしい現代っ子だったことが判明した
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「じゃ…」

実際は口だけで体は暴れてないので実際は我慢強いんだけどねえ…。この子はねえ…。