A 007, SFIDA AI KILLERS
監督:アンソニー・ドーソン
音楽:カルロ・サヴィーナ
出演:リチャード・ハリソン、スージー・アンダーソン、ワンディサ・グイダ、ジャニーヌ・レイナード、ジョン・ホークウッド
1966年 イタリア映画



最近はパチモンはなるべく控える方向でやってきましたが、
やっぱり禁断症状は続くもので、遂にガマンできずに今度はパチモン・マカロニ・スパイ映画をご紹介。
「ベイルート作戦・危機突破」でお馴染み(お馴染みなわけないか)、ボブ・フレミングシリーズの第2弾。
前作に引き続き、リチャード・ハリソンがボブ・フレミングを演じていますが、
監督はパチモン娯楽アクションの雄(笑)アンソニー・ドーソンにバトンタッチ。
ストーリーは、石油に代わる夢のエネルギー開発を目前にした3人の科学者が命を狙われ、
生き残った1人を守るため、CIAエージェントのボブ・フレミングが派遣される・・・・みたいなお話。
まあ、2作目となるといきなりスケール感が失われ(まあ、1作目から失われてるんだけど)、
スパイには必須の秘密兵器の類も俄然ショボくなってます。
例によって、マカロニ・スパイ・アクションに定番の冗長な乱闘シーンも登場。
無駄に長いゆるい殴り合いが続きます。
正直、あんまり面白くない。
でも、この後、3作目が登場します。
「殺しはドルで払え」・・・・・やれやれという感じです。
まあ、こんな映画を紹介するおっさんも、やれやれという感じですが・・・・・。



音楽は、前作から引き続いてカルロ・サヴィーナが担当。
主題曲は、シャバダバ、ドゥビドゥビ、というスキャットが「11PM」を彷彿とさせる変な曲。
歌っているのは、ノーラ・オルランディと4+4。
劇伴は、マカロニスパイ映画に定番のジャズをベースにしたオシャレな(笑)トラックが並びます。
サスペンスを盛り上げる緊迫感のあるスコアもありますが、楽器の編成がマカロニ・ウェスタンと同じなので、
ジャズ・スコア以外になるとどうもマカロニ・ウェスタンを想像してしまいます。
途中、モロッコ?を訪れるシーンで、なんと「アラビアのロレンス」を参考としたと思われるパクリっぽい(パロディのつもりか)スコアも出てきます。
海外では何故かDVDが出ているので、本編を観ることは比較的容易です。
こんな映画ですが、サントラが・・・・あれ? 発売されてない。
しまった、サントラ、出てなかった。
シングルぐらい出てたかと思ってましたが、どうも出てないようです。
残念。




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・・・・あまりにマイナーなので、関連商品で貼るものもありません。
やれやれ

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