文章が苦手な僕にとって
今、書いておきたいことを書きます。


分かりにくい部分や誤解があったら
本当に、ごめんなさい。



まずMoranメンバーとして活動することを
正式にアナウンスすることが出来て
今は少しホッとしています。


8月20日に公開することは
1ヶ月以上前から決まっていて

Zillさんも含めて
4人で決めたことだからです。



5月頃から作曲などが始まっていて
Zillさんとは毎日のように連絡を取り合っていました。


僕の家に着たりZillさんの家に遊びに行ったり
ベッキーを自慢気に「可愛いだろ~~やばいから」
何度も言ってました。



お互いWebカメラを持っていたので
深夜は何時間も曲のデータを送り合ったり、楽曲の構成について話したり
機材の話をしたり、バカな話で笑い合ったり
僕が「もう寝るよ」と言っても何回も引き止められたり

それが、ほぼ毎日のように続いていました。


デモ楽曲も凄いスピードで何曲も完成していきました。

僅かな時間だったかもしれないけど
凄く充実した時間を過ごしていました。




亡くなる前日も
Hitomi君とSoan君が
Webカメラを買って初めて
ネット上で4人同時会話を出来たことにメンバー
全員凄く興奮していました。


Zillさんは僕とWebカメラでやり取りを初めてから
「Webカメラ皆で買おうよ~Moran皆でやろうよ!」

いつも言ってました。



そしてZillさんが亡くなった日
僕はHitomi君とSoan君と一緒に病院にいました。

冷たくなったZillさんを見て
今、起こっていることがとても受け止めきれませんでした。



その後、通夜、葬儀と
時間はあっという間に過ぎていきました。

正直、通夜や葬儀の日の記憶があまり確かではありません。




でもZillさんは最後にメンバーに向けたメッセージを
残してくれてました。


Hitomi君へのメッセージ
Soan君へのメッセージ
Velo君へのメッセージ


そして、僕へのメッセージ


その一言一言が温かくて
Moranを託されたかのようなメッセージでした。
悲しかったけど凄く嬉しくもありました。



8月9日、僕は名古屋に行くはずではありませんでした。
Zillさんがyouさんの為にギターを弾く予定でした。
Zillさんの気持ちの分まで演奏出来て誇りに思っています。



最後に、これは凄く個人的なことかもしれないけど
関係者も含めてMoranとして活動することを公言出来ていなかった状況での
葬儀はとても苦しかったです。

気持ちを吐き出せる方も
限られていたし、僕とZillさんとの関係を知る人も少なかったからです。


でも今、こうやって無事に公表出来たことを
Zillさんへ一番に伝えたいです。




「Zillさん、少し時間がかかるかもしれないけど
約束は必ず守るから。」





関係者を含め
Holicの皆さん、今まで僕を支えてくれている全ての方々へ


「本当にありがとう。」


これからも
宜しくお願いします。




2010.08.20 Moran Sizna