執事歌劇団日誌 -408ページ目

リテイク

公演楽曲を何度か聴いていて自主的にリテイクをいたしました。

 

私は楽曲が出来上がった瞬間、出来上がった次の日、そしてさらに少し日をあけて確認いたします。

不思議と聴こえ方が変わり、その時こそ見えてくるものがございますので欠かせない作業なのでございます。

 

よりイメージしやすい形でより響きを良く…

音楽は完成があるようで無く、自分自身で終始させるものでございますので

少しでも「こうすれば良かった」を無くして行ける事を目指してまいります。

チューニング

ご機嫌麗しゅうございます。



頭の中でイメージしているものと、
自らが表現したいものが合致していることが理想でございますが、



得てして何かしらずれてしまうものでございます。



台本通りに事を運ぶ。



そのためにも稽古稽古でございます。



まだ、



理想とはだいぶ開きを感じる香川でした。

失われゆく青

ブルーブラックはわたくしの愛用する万年筆のインクでもあります、百合野さん。


メーカーや、その中でも色合いが複数種あったりと、なかなか味わい深く、また広く愛されている色でもありますね。


ブルーブラックの真の魅力は『時間』によってかもし出される変化です。
微量に含まれた青は時とともに失われ、やがて黒へと行きつきます。
青が見てとれるのは書かれて間もないあいだだけ、後になって見返したときに発見する黒にこそ、その文章と自らが経てきた時間を知ることができるのです。


大切な手紙などにこそ使われるべきインクなのかもしれませんね。


時間とともに変化する色……使いようによってはミステリーの素材ともなりえるのでしようか?


はたして、百合野が取材したインクがどのように今作に関わってくるのか、どうぞお楽しみにお待ちください。

鋭意製作中

ここ最近劇中歌を作っております。



普段の曲作りとは違い、ただ良い曲を作るのではなくハマりの良い曲を作ることが大切になってきます。



そしてただハマるだけではなく、さらにそのシーンをより盛り上げる曲になればなお良いですね。




現在も別の脳みそを働かせながら作成しております。


会心の一撃が出ますように。


では、また。

シーラカンスって、かっこいい

ご機嫌麗しゅうございます、お嬢様。
隈川でございます。

突然ですが、お嬢様はシーラカンスという魚をご存知でしょうか。現存種はラティメリアなどとも呼ばれます。

先日、そんなシーラカンスのぬいぐるみを衝動的に購入してしまいました。かっこいいし、かわいいです。



私、幼少の頃に水族館で展示されていたシーラカンスの標本を見てから、この生きた化石にロマンを感じて仕方がないのです。

発見、発表されるまでは絶滅した生き物だとされていたシーラカンス。しかも現地では食べられない、役に立たない魚として稀に網にかかってはその都度捨てられておりました。


コモロ島付近の深海で観察に成功した記録によるとシーラカンスは300〜400匹の群れで行動し、その群れの中には未成熟な個体が1匹もいなかったそうです。その群れの中で1年間のうちに死んだ個体は3〜4匹。しかも、気がつくとどこからともなく別の個体が3〜4匹現れて群れの欠けた部分を補っているのです。



…あまりにもミステリアスすぎるでしょう。
シーラカンス。



どのように増えるのかも詳しくは謎で、卵胎生だとは言われているものの未だによくわかってはおりません。
寿命も100年以上なのだとか。



なんでタツノオトシゴとかシーラカンスとか海の中の生き物ってこんなに格好良いのでしょう。


いつかシーラカンスをイメージした紅茶でもブレンドしてみようかな…。
何を入れましょう。




隈川