魔法少女十字軍とともに、僕の中で「アレンジに恵まれた楽曲」として名高い曲です。
両方好きなんは生パンアレンジなんじゃあ……



この原曲である「夢と現の境界」は夢違科学世紀オンリーの楽曲というクッソ知名度が低い曲だと思うんですが、その原曲マイナー曲がこれだけ伸びるってものすごいものすごい奇跡だと思います。
ネイティブフェイスというニコ厨が大好きな(僕も好きだ)ネイティブフェイスをアレンジした曲のマイリスを考慮すると、いかに素晴らしいアレンジかわかりますね。

まぁネイティブフェイスがもともと爆走爆流みたいな曲で、それとは違った方向性のアレンジなので人を選ぶきはしますが。
それにしても、これはほんとうに凄いと思います。



ちなみに「アレンジに恵まれた楽曲」の別なアレンジとして、このオルゴールアレンジ動画があります。
絵と曲がほんとうに見事に融合しています。



ここの、左上の腕が鳥肌が立つほどゾクゾクします。
一見左腕の腕がお菓子のようなものを与えている絵に見えますが、メリー(右下に居るキャラクター。メリーで間違いないと思う)が心臓や血を捧げている様に見えてきて、なんとも言えない恐ろしさを感じました。
こじつけとかでなくてね。この絵が現実世界での絵であれば、重力がだいたい間違いなく存在するのでそんな解釈はできないんですが、おそらく夢の中なので、そういう解釈もできるかな、と。

それと、寝ぼけ眼を擦るメリーが白い腕に夢の中へ誘われる絵が動画にあります。
その場面で「メルヘンチックな雰囲気だけどこの白いほっそりとした手にはゾっとする」というコメントがあったんですが、「あからさまに夢のなか(境界を越えさせようとする)へ運ぶ」意思を持ったその腕よりも、「なんの意図かわからず差し出された」上の絵の白い手の方が個人的にぞっとします。


僕はあまり絵に「この絵は好きだなぁ」とか思わない(カワイイなぁ、とかカッコいいなぁ、とかは思うけど、カワイイカッコいいを差し引いて愛おしさを感じるような絵はあんまりない)んですが、この人の絵はそういった意味で好きなモノが多いです。


この絵とかほんとうにほんとうに好きです。
このブログで「絵が好き」と言ったことは実はほとんどないような気がしますが、そんな中「好き」と言い切った珍しい絵です。
よくこういう集合絵だと「みんなが笑顔」だったり「それぞれのキャラっぽい表情」だったり、作られた印象(これも僕の錯覚以外の何者でもないんですが)を受けるんですが、この絵は「ただある風景を切り出した」ような気がして愛しい東方世界の風景写真を見ている気分になれます。

それと色使いですね。
神主のデザインが優秀なのか、それともこの人の色の使い方が上手いのか、多分両方だと思うんですが、シンプルなのに魅力的です。
どこがどう魅力的ってのは絵や色に関する知識も知見もない僕ですので細かいことは言えない(わからない)わけですが、とにかく僕の目に魅力的に映ります。

ま、色がどうのこうの言っても、僕が普段見るのは肌色が多い絵なんですがね! ガッハハ!!


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昨日無為に過ごしてるとか言ったらこれだよ。
波動関数的な僕は東方に収束しました
とラノベのタイトルのような言葉が脳裏に浮かぶくらいわかりやすい人類。

自分の価値観という普遍な物体……のように見えて一瞬にして脆くも崩れ去る謎の物体があるわけですが、なるべく同じ場所で東方世界を見つめ続けたいなぁ、と思っています。



なんだか心惹かれる文章というものは、同じような心を持った人から紡がれるのかなぁ、と不思議な気持ちにもなります。
「同じような人間」ではないですよ。もっというと「たまたま同じ思想を抱いた瞬間がある」ぐらいな感じですが。

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また関係ない話してる。
いや、ていうか、本来は全く違うことを書こうとしてたんだ。

今僕がこうして部屋の中でシコシコとパソコンをしているのと、窓の外で歩いている学生の間には境界があるなぁ、と思ってタイトルをなんとなくそれにしてそれにからめて東方を書いていたらこうなったんだ。

そんなことは東方の前ではどうだっていいという話だったということで。
どっとはらい。