分譲マンション生活は、

隣近所との付き合いを全くしなくてもいいと、聞くことはないですか?

 

分譲マンションを買った場合は、気を付けなければなりませんよ。

購入者は必ず管理組合に加入しなければなりません。

実際加入するといっても、加入しません、加入しますという意思表示は、
不要でもあり、むしろ、必ず加入しなければならないのです。
というよりも、分譲マンションを購入すること=管理組合に加入 なのです。
分譲マンションの区分所有者であることで、すでに管理組合の組合員なのです。

私もマンションの販売をしていたことがあります。
その際に、今となっては、よくわかっていなかった部分ともいえるのですが、
『マンションは付き合いがドライだから』『マンションは、ほぼ住民と付き合いをしなくてもいい』
などというトークを展開していました。
このトークは確かに明らかに間違っていませんでした。


ところがこれは、
完全に付き合いが不要だとか、関わり合いを持つ必要がないという意味合いでのトークでしたので、
間違っています。

マンション所有者となったからには、管理組合の組合員として、管理組合の役員にならなければならない
ということになってきます。
管理組合の役員は、輪番制=もちまわり で当番のようにめぐってくることがありますので、
避けては通れないものとなります。

マンション管理組合によっては、その役員の会合である理事会が
毎月、3か月に1回、4か月に1回(マンションによって異なりますが。)開催されるので
それに出席する必要が出てきます。

そこで話し合うことは、受水槽が壊れたから、直す、
エレベーターの部品が壊れたから、修繕したほうがいいのか、
ペット禁止のマンションなのに、ペットを飼っている人がいるが
どうすればいいか、
共用部分であるエントランスホールで子供がたむろして、ゲームをしているからやめさせたい。

などなど様々な多種多様な意見や、問題が出ることにより、審議すること、話すことも多くなります。

基本的に『個人の問題だろ!!!』というケースも多いです。
それって理事会でわざわざ集まって話をする意味あるのか?という疑問も出るくらい
意味がないときもあります。

そんな面倒なことも分譲マンションを購入した場合には、出てくるということを
覚悟しておいたほうがいいでしょう。

また、管理組合役員の中でも、理事長などになってしまった場合は、もっと
大変です。
これは、くじで決めたりという場合もありますので、
ふさわしい、とかふさわしくないとかは、無関係です。

分譲マンションを買う=誰とも一切付き合いをしなくてよい という
考え方はやめておいたほうがいいということがお分かりいただけたでしょうか。