こんばんは。

 

人生の選択肢をひろげる
姿勢と心のセラピストあつこです。

 

前回、布ナプキンのメリットをお話しました。
 

今回は、デメリットをお伝えします。
少し長くなりますが、お付き合いくださいね。

 

1.洗濯が面倒。
いくら簡単とはいえ、そのまま洗濯機へ入れるわけにはいきません。

それなりの手順は必要です。紙なら捨てるだけなのに。

 

 

 

2.荷物が多くなる
紙ナプキンは捨てられるので、使った分だけ減っていきます。

布ナプキンは、汚れても持ち帰る必要があるので、荷物の量は変わりません。

 

 

 

3.初期費用がかかる。
布ナプキン生活を始めよう!と思い立ったら、

5000円~20000円くらいかかります。

経血量が多い人は、夜用や多い日用が必要になります。

大きく厚みのあるものほど、一般的には高値です。
洗うためのバケツはホーロー推奨ですが、これがまた高い。

蓋付きのものを探すのも、手間。
そもそも布ナプキンって、どんな種類があるのか?というのを調べるのも、

時間的な労力を要します。←興味はあるけど挫折する人の第一段階はココ。

 

 

 

4.人に貸せないし、すぐに入手困難。
布ナプキンは、自分専用です。

そのため、度々女子の間で発生する、「アレ持ってる?」に未対応となります。
逆の立場になったときも、布ナプキンは借りられませんし、

コンビニで手軽に手に入る代物ではないのです。

 

 

 

5.時々トイレに落としてしまう……。
パットをはらりと落下させてしまった経験……布ナプあるあるです。

和式は落下率が上がります。

例え救出できても……ねぇ。(泣笑)

 

 

 

6.繰り返し使える。
これは大変なメリットです。

お気に入りを大事にする、自分と向き合うとてもいい時間。

反面、上記のようにトイレに落としたり、

ポーチの中に洗い忘れて放置してあったり……
衛生管理がしっかりしていないと、逆に大きなデメリットに繋がります。

 

 

 

7.漏れることはどうしても起こる。
紙ナプキンの吸収性はすごいです。
布の吸収量はたかが知れています。

漏れる機会は当然紙ナプキンより増えるのです。

 

すると当然、布ナプキンだけでなく、寝具や洋服、

あらゆるものへの血液付着の可能性が高まります。

 

 

 

8.血液感染のリスクはゼロではない。
布ナプキンは、あくまで健康体で使うことが大前提です。

自分がウィルス保菌者でないことに、自信を持てますか?

最近では、妊娠時に病院でHIV等の検査はしますよね。


万が一、B型肝炎やC型肝炎、HIV などの感染の不安がある方は、

安全が確認されるまでは紙ナプキンが懸命でしょう。
先に述べた繰り返し使えることと、漏れる確率が紙ナプキンより高いことは、

感染リスクに関係してきます。

 

このように書くと、「じゃあ布ナプキンって危ないんじゃん!」

と思う方がいるかもしれませんが、そうではありません。

何事も、正しく使えば良いだけです。

殺人事件に包丁が使われたからといって、

包丁は危険だ!ということにはなりませんよね?

 

ただし、自分が良いと思ったからと言って、闇雲に周りに薦めないで欲しい。

リスクもきちんと理解した上で、みんなが笑顔になれる方法を探しましょう。

 

 

 

9.災害時はオススメできない。
ナプキン不足は、阪神淡路大震災や東日本大震災で問題になったので

ご存知の方も多いかもしれません。

月経に対する誤解をもった人が支援物資のナプキンを送り返してしまったり、

止血にも使えると聞きつけた、、本来紙ナプキンを必要としない人たちが

買い占めたために更に不足したり。


そんな状況下で、紙ナプキンの代用として布が使えることを知っていたら、

とても心強いはずです。

 

ただし、布ナプキンを洗うためには、きれいな水が大量に必要です。

飲み水さえ不足している中、洗濯に使う余裕はないはず。


それに、避難所ではトイレも長蛇の列。

性犯罪も多いと聞きます。

トイレの回数が増えるというのも、デメリットの方が大きいのでは。

 

 

布ナプキンは災害時にも役に立つ!

と率先して布ナプキンを推奨するのではなく、

あくまで紙ナプキンの代用品になる、との認識でいてもらいたいのです。

 

 

 

たくさん並べ立てましたが、
私は、布ナプキンを愛用してます。

人生の転機ともいえる出逢いでしたから。

 

だからこそ、

メリットもデメリットも両方、知った上で。

ぜひ、布ナプキンを一度手に取ってみてくださいね。

 

興味のある方のために、今、手作りを始めています。

お楽しみにふんわりリボン

 

 

それでは。