XELOX+アバスチン療法11クール目の1日目。
今日は息子が校外学習とやらで、弁当作ったりなんだりかんだり。途中でシガニーさん離脱して、先行、血液検査順番取りに移動開始。
子供達を送りだして、私も追っかける。
H病院に到着。かなり早い目についた。
シガニーさん、どこ。
ロビーにいるはずだけど。あんなでっかい(180㎝ぐらいある)人が見つからない。
LINEに「ロビー、ここ」とでる。
行くと、にたにたしながら「目ーあわせんと、どこいくねん。しんじられへん」(シガニーさんは実は大阪のおっちゃんなのだ。)
おっかしいなあ、無意識で避けたのかな。おっかないのおるって。
と、診察の呼び出し。
はやい!危なかった。結構早く着いたと思ったのに。
早速の診察。
また、主治医のS先生が妙な顔をしている。
まずいのか。いや、血液検査の腫瘍マーカーは間に合わないので、白血球などの点滴ができるかどうかぐらいしか確認しない。…ということは、そっちがわるいのか。
と、考える間もなく、先生先制口撃。
(だいたい、いきなり核心を、こちらの準備とかお構いなしにズバッと喋る。)
「血液検査が」
血液検査が?
「遅れていて」
ずっこける。
「待ちます?あ、でも今日点滴こんでるから、待つと…」
暗に、このまま見切り発車しちまえと。
「ええ、じゃあもうこれで」
面倒くさくなったのかシガニーさんが、見切り発車にGO。
体調についていての問診とかも、検査のデータなしだからなんかヌルイ。
まあ、ちゃんと間に合っても腫瘍マーカーとかは出てこない状態でいつも判断されているのでかわらないし、白血球とかは、多分データが上がってきたときに至急止めることが可能だからということなんだろう。
ゼローダ由来の足の痛みは一錠減らして休薬までに歩けなくなるまで酷くならず、逃げ切り成功。なので更なる減薬はなし。オキサリプラチンはまたもや置き去り。これでXELOX+アバスチン療法の主力である(と思っていたけど、ゼローダの方が主力だったのか?)オキサリプラチン4回目の休薬。
大丈夫なのかというのは、もう言っても仕方ない。行くしかない。
多分、明確に血液検査なりCTなりで増悪がない限り、そして血液検査の腫瘍マーカーは上限を下回っている状態では誤差の範囲でしかないので、大幅な増悪があって、初めてCT撮ろうか、で、薬増やそう、戻そうということになるのだろう。(戻るのか?これで耐性付けられていたら困るが。)
後は予約状況と、次のCTについての説明。その間にもちょいちょい電話が入る。
先生忙しそう、これ以上新しい情報がでても処置は変わらないし、聞くこと聞いたので、これまで。
速攻で点滴の順番を取りに行くが、もう1時間待ち。まあ1時間だから、いいか。あのままはまっていたら午後になったかもしれないね。と、コンビニでコーヒーをいただき、外に出てベンチでシガニーさん自作の低糖質クッキーと、持ち込んだバターと生クリームをコーヒーに入れて飲む。
一息。今日の成果を話し合う。と、もう呼ばれる。コーヒー飲んでいないのに。糖質0ゼリーも買ったのに。
シガニーさんにはまた先行してもらい、私は後片付け。飲みかけコーヒーを持って追っかける。
血液検査の結果が出ているので、点滴ルームでもらう。
マーカーは正常値、CEAがちょっと上がって1.3(上限5.0)、上昇基調で最高値だが、腫瘍が最も太っていた初回の検査が最も低いのであてにならない。
白血球数は上昇して正常域にぎりぎり入ったが、バランスは悪い。好中球と好酸球が多い。
肝臓と尿酸の値も前回よくなったのに、しかもゼローダ減ったのに、高い。尿酸は水分量などに気を付けないと発作が起こるレベル。なんでかな。夏に向けていやな課題。
あとは…
あ、ケトン++だ(笑)
投薬の日はチートデイ(がん細胞のガードを下げて、取り込みやすくするとの説より、ちょっと糖を入れる。)なのだが、今回、どうせなら糖でなく久しく食べていないパスタを50gペペロンチーノにして朝たべたのだが、GI値が低い為、素早く糖が出ずにケトン体が丸見え。
ちょくちょく+は出てたので、先生感づいているのではないかと思うが、さすがにこれはあけすけ。今回面と向かってこの血液検査のデータを見られなくてよかった。
というわけで、今回は現状維持。アバスチンだけうって、ゼローダもらって帰宅。
さあ、また糖を絞ろう。油を摂ろう。
今クールが終わったあたりの6月末でXELOX+アバスチン療法の無増悪生存期間の8か月に到達する。(2016/10/31スタート)
ここから先は、抑えれば抑えるほど、ケトンの効き目を証明するものとなる。
出すぞ、ケトン。