XELOX+アバスチン療法9クール目の1日目。

ケトンが低く出る考察はとりあえず、解法が見えたので、本日2本目。9クール目に挑む。

 

まず血液検査の順番待ちに勝ち進むべく先行のシガニーさん、私は子ども達を学校に送り出して追いかける。一度、予約時間より早く呼ばれてたどり着いていないため私抜きの診察になった事あるが、ちゃんと診察にも間に合った。
 
主治医のS先生、珍しく表情が軟らかい。
 
シガニーさん曰わく、よく寝れたのかな。
 
前々回あたりから上限突破してた、肝臓の値は前回のオキサリプラチン抜きで改善、片方は範囲内になった。
(今見ると尿酸値が高い。S先生ノーリアクションだけどいいのか)
 
前回のオキサリ抜きは確かに副作用の上ではかなり有利ではあるが、一方で主作用であるところの抗がん剤としての力がないので、不安ではある。
前回だけのオキサリ抜きで、今回は減薬はあっても、全く打たないということはないだろうなと、思い診察に望んだ。
 
そして、オキサリ一回抜きで様子を見た、副作用の手足の痺れは抜けきらず、やはり足の裏などには残っている。
その旨申告したら、また今回も、オキサリ抜きとなった。
シガニーさんはみたまんま嬉しそう、だが、わたしは、えー大丈夫なのかとびっくり。
その夫婦の意見の不一致がおかしかったのかS先生の表情が緩む。
 
今のところマーカーが落ち着いている、そして前回のCTでかなり見えなくなっている(でもなくなっていないから一生続けるといっていたのだが)、次回CTで病態を確認できる、2回ぐらいは大丈夫、という理由で今回もオキサリ抜きとあいなった。
ゼローダはあるし、アバスチン点滴もあるのだが、とにかくこのオキサリの副作用がきついのでシガニーさんはにんまり。私は副作用を体感していないのでそういえるのではあるが、やはり不安。
S先生に質問をしようとしたら、電話の着信。
向こうを向いてぼしょぼしょ話していたので、きかれたくない、守秘義務のある類なのか。
それとも、院内力関係上折れざるを得ないといった不本意な事案なのか、S先生のテンションが下がり気味。
いろいろあるなあ。
というわけで、なんだかはぐらかされた感もあるが、そういうことでオキサリはまたパスとなった。
 
診察も終わったので、点滴の受付へ。結構待ち時間がありそうなので、院内コンビニでコーヒーとシガニーさんチートディ(抗がん剤の投薬の時だけ糖を入れて、ガン細胞のガードを下げて抗がん剤を取り込みやすくする)用の甘めのスムージーを購入、外のベンチでカフェブレイク。
と、人懐っこいスズメが寄ってくる。
ここで、なにかもらってるのかね。
もってきた低糖質パンをちぎってあげると、間合いを読みつつ啄んでは逃げ、逃げては寄ってくる、を繰り返す。
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チョット和んだ。
 
まだ、呼ばれないので、先行して薬局でゼローダを出してもらいに私だけ別行動をとる。(薬局でも結構待たされるので)
案の定、点滴まで2時間、薬も1時間待たされる。うーん、別動してなかったら、3時間待たされていたところだ、これで良しと。
戻るとシガニーさんはすでにブースにて点滴が開始されている。
ただし、オキサリ抜きなので、2時間ほど点滴時間が短い。
いつもはこの長い点滴の間、片手が点滴でふさがるシガニーさんにコーヒーを入れたり、食事をサービングしたりしているのだが、この時間なら、本格的な昼食を家に戻って喰ってもいいなという程度で終わる。
 
いろいろと楽ではあるが、やはりオキサリ抜きは怖い。
そして蓄積して抜けない副作用も怖い。
 
いよいよ、ケトン体には頑張ってもらわないと。
低くなっている場合じゃないぞ。
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