10月12日夜、姉が他界しました。
癌と診断されてから1年2ヶ月、苦しい闘病生活でした。
姉は私に心配をかけまいといつも気丈に振る舞ってくれました。いつも無条件に妹の私を可愛がってくれました。
姉との最後の思い出は、生地屋さんで一緒に生地を選んで、その生地でエプロンを作ってもらった事です。
もう体は至るところが痛く、お腹の水も溜まりはじめていましたので、ミシンを踏むのもやっとだったと思います。無理しなくていいよと言ったのに、痛みがやわらいだ時に最後の仕上げをしていたと母から聞きました。
妊娠が分かった私にオムツポーチも作ってくれました。ベビーグッズをたくさん作ってあげると張り切っていました。
最後の最後まで沢山の愛をもらいました。本当にありがとう。
姉は最後まで治療を諦めていなかったと思うので、一緒に泣いてあげることも、最後に感謝の気持ちを伝えることも出来ませんでした。私の前では最後まで弱音を吐かない強いねーちゃんでした。
ねーちゃん何もしてあげられなくてごめん。
私もいつかはそっちの世界に行くからね。
お土産話いっぱい持って行くから待っててね。
また会おうね、ねーちゃん。
それまでは元気に生きて行くから見守っていてね。
通夜、告別式には多くの方にご参列いただきましてありがとうございました。
皆様から姉の話をたくさんお聞きし、真面目に生きてたくさん愛された人生だったんだなと感心しました。よく働きよく遊ぶアクティブな姉でした。走り続けた37年間だったと思います。
走って走って燃え尽きて37歳で合格点をもらって、皆より早く次のステージに行ってしまったのか?
次の世界でもスーパー美容師目指して頑張ってるはずです。
私はのらりくらりと行くつもりやけどごめんな。
そして、こちらのブログで知り合った皆様、いつも気にかけていただき本当にありがとうございました。
姉が亡くなりこのスマホを開いた時、一番始めに表示されたのがこちらのコメント欄でした。
最後の苦しい時も皆様からの暖かいお言葉に励まされていたようです。心の支えになってくださり本当にありがとうございました。
セレナの皆様、仕事でお世話になった皆様、お客様、ご友人の皆様、ブログでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
幸せな人生にしてくださり家族共々感謝いたしております。