高校の時の体育の授業。
卓球でした。11点とった方が勝ち上がっていく。親友と対戦した。練習ではまったく相手にならなかった。自分の方が強かった。試合でも5対0と、勝ちは間違いないと思った。だから、返しを楽な所へ、スピードも少し落として。

負ける筈なかったのに、逆転されると、もう追いつけなかった。





************************



高橋さんが、どんなイメージをして昨日試合に挑んだかは、わからない。


ただ、夏樹さんが、戦闘不能になったあと、試合を決めにいこうとするれば出来たはず。

高橋さんなら、スターダムの中で、ただ勝ちにいくのは、他の選手に比べればたやすいこと。

じゃなければ、15年のキャリアは意味がない。


しかし、高橋奈苗が、

ただ、勝つだけでは意味はない。

ただ、勝つだけでは、ここスターダムでも、意味はない。


美闘さんに託さなければ勝利は間違いなかった。

少なくとも、負けはなかった。


それでもそうしなかったのは……☆………☆…。。






スターダム最長となる26分54秒の闘い。

引き分けで、愛川&美闘組結成でも良かったなぁ。