情報不足 | 上咽頭癌と戦ったり逃げてみたり

情報不足

ここしばらく立ち上がる事さえ困難な状態でした。

それでもサイバーナイフを受けるために病院に連絡をせねば。

珍しいですよね。

普通紹介状を出せばそれで済むのに、今回は患者から電話連絡が必要なんですよ。

ただでさえ薬で頭が呆けているのに通常時でも説明が難しい。

ありのままに医者からの指示されたと病院名と医師名を告げると

「もしかしてサイバーナイフですか?」との返事。

一発で会話が成立したのは久しぶり。

先回りされたのが久し振りで「そうですそうですその通りです」

すぐにサイバーナイフ科に繋いでもらう。

すでに岡大からは連絡が来ている。書類関係も届いている。

先回りされた。

ちょっと手を打つのが早すぎやしませんかね。

流石はプロだなと感心どころか感動すらしました。

2月7日に予約が取れたのですが10時予約だけど待つことになるようです。

事前情報は有難いけど待つんなら最初から予約時間をずらしたほうが良いと思うのですよ。

初めていく病院なので探検しますけどね。


さて、サイバーナイフ。

調べても夢の治療の如くかいているだけなんですよね。

副作用も無いし回数も少ない。

動いても自動で癌を追尾してくれる。

それでも健康保険が使える。

分子標的薬も同じ謳い文句だった気がする。

なのに現状維持が精いっぱい。

分子標的薬もサイバーナイフも体験記がほとんどないんですよ。

何故なんだぜ?

これからお世話になる病院は放射線関係が充実していて

PETまで撮れます。

去年の3月の時点で背骨に転移していたので一年がたとうとしている今はどこまで広がっているんでしょうか。

痛みとか怠さとかは毎日きつくなってきましたが不思議と死ぬことに

対して恐怖感が無いんですね。

現実感が無いのかもしれませんがなんかやっと死ねるという安堵感さえあるのが事実なのですよ。