字幕版「キャリアを引く女16話③(終)『諦めないという事』強制捜査。サイコパス。和解。永遠のPT
16話(最終話)『諦めないという事』②つづき
その3⑳~㉖強制捜査。サイコパス殺人事件。虐待児裁判。ヘジュの弁論。姉妹の和解。永遠のパートナー。
⑳Kfactの強制捜査 マ検事の令状。パスワードは??
マ検事ご一行様がKfactに乗り込んで来た。
編集長「マ検事が何の用ですか?まさかここをあさりに来たとか?」ソグ「そのとおりです。」
ボッコ「これは誰だ?マ弁・・いやマ検事ではないか。たくさん連れてきたな。同じ釜の飯を食った仲だろ?検事になって変わったな。令状は?」
令状を見せるソグ。ボッコ「あらら。あるんだな。」
ソグ「美食会に関する通報があり、捜査します。Kfactが決定的証拠を隠匿してる疑惑が。」ボッコ「何も隠してないよ。毎日あさる気か?」 ソグ「あされば出ます。」
ボッコ「俺を苦しめるために検事になったのか?」ソグ「ええ。苦しめるために検事になりました。捜せ。」編集長にウインクボッコ。編集長がペク記者に耳打ち「代表の作戦みたいだ。」「作戦なの?」「どうすりゃいい。どうする^^」バタバタ^^
●ボッコ執務室の顛末。
A検事「ロックがかかってます。パスワードを解除するとデータが消えます。」
ボッコ「パスワードを忘れたが。どうするマ弁・・」ソグ「〝マッベンコジョ(マ弁護士消えろ)″と。」「?はい。。。開きましたよ。。。」ボッコ「アイゴ、早く変えればよかった。」
そこにグムジュとアンナが来た。
アンナ「マ検事がKfactを強制捜査してるって。」ソグを見て驚くグムジュ。
ボッコ「チャ代表。ひどいと思わないか?検察に行っておかしくなったよ。俺の物を根こそぎ詰め込んでる。」ソグ「今公務執行中です。」グムジュ「Kfactにどんな嫌疑が?」ソグ「美食会に関する証拠隠匿の嫌疑です。では。」颯爽と帰って行くソグ一行。
㉑世間に少女性接待事件が明かされた。
TVニュース<検察 強制捜査中に美食会の名簿確保>〝検察がKfactを強制捜査しました。検察はここ数年、Kfactが少女性接待事件、別名美食会に関する重要情報を隠匿した嫌疑で、検察は押収した資料から参加者の名簿を発見し、美食会と呼ばれる政財界人の親睦会・・・″
●TVを見ているボッコとグムジュ
グムジュ「もしかしてワザと渡したの?」曖昧に笑うボッコ。
●オソン法律事務所に検察が入った。
チョン代表があれこれ指示、シュレーダーで証拠処分中、ソグが入って来た「ストップ。令状が出ました。詰めて。」これで悪徳チョンもTHE ENDかな。
●Kfactでは長閑なひととき。フンソクが国情院を退職したと言ってるよ。
編集長「噂では我々の提供では無く、マ検事が暴いたと。ハム代表と仲が悪いからだと。」ボッコ「よかった。動機が説明できる。」
ペク「代表、パスワードを変えてください。」「とっくに変えたよ。」「何に?もしや〝チャ弁護士サイコー″とか〝金の成る木すごい″?」ボッコ「教えたらパスワードじゃない。気になるなら国情院に聞け」
そこにしょんぼりフンソクが帰って来た。
編集長「国情院が来た。」「どうしたの?」「ガガメール(アニメキャラ?※コメント欄参照)みたい。」ボッコ「表情が暗いぞ。食事は?」
フンソク「今日、退職しました。(今まで在職中だったのね)今後どうします?」
ボッコ「どうもしない。写真は上手いか?」ペク「別に上手ではないです。」編集長「ヘタ ヘタ」ペク「でも体力はあるので張り込みはできます。」ボッコ「年俸は国情院より少し低い。労災はないぞ。」編集長「うふふふ」フンソク「労災はないって?パパラッチがどんな危険な職業か、国情院を辞めたから代表が何とか・・・」事件解決して長閑なり
◆ソグの時計携帯 (再びPPT広告)
ソグがあれこれ時計のバンドを変えている
A検事「チェ副部長検事の部屋に行った方がいいのでは?殺伐とした雰囲気です。」ソグ「やられてくる」「検事さん。携帯をお忘れです」「ここにある」と腕時計を見せる。「ああ。ええ。」
と、そこにアンナから電話「マ検事さん。今日、チャ弁護士が裁判を見に来て欲しいと。マソグではなく、マ検事として来て欲しいそうです」 「??」
㉒<ソン・ナヒ殺人未遂事件公判>
裁判長「ソン・ナヒ殺人未遂事件の1次公判を始めます。」
●グムジュの尋問「あなたは事件3日前もイ・ホジン氏をあなたのオフイステルに?」「いえ、それはただ・・・」「質問に答えてください。連れて行きましたか、行きませんでしたか。」「行きました。」
「その日何が有りましたか?イ・ホジン氏の陳述では、あの日あなたと関係を持ち、酒に酔ったあなたが罵りはじめて、ケンカになったそうですが?」「・・・」「事実なのですね。」「少しケンカしただけです」「イ・ホジンと出会ったのは、いつ、どこで?」「クラブで」「いつ?」「その日」グムジュ「つまり被害者は常習的にクラブで出会った男性とワンナイトスタンドを行ってきたということです。以上です。」
検察「被告人チェミンギを尋問します。」
ソグが裁判所に着いた。
刑事「何故呼んだのでしょう。」ソグ「まだ理由を聞いてません。」
検事「被告人は被害者を殺害する意図で刃物を?」グムジュ「異議あり。被害者は双方暴力の状況で防御しながら、被害者の耳が少し切れただけです。まだ殺人の意図は確認できていません。」裁判長「弁護人の主張に一理あります。殺人の意図という表現は控えるように」
ソグが法廷に入って来た。
●弁護人グムジュの最終弁論「ご覧のとおり被害者の耳が半分切られています。これをどう説明するべきでしょう。こともあろうに耳を切ろうとした。被害者の主張どおり泥酔したソンさんを暴行後、意図的にチェが耳を切ろうとして、抵抗されて阻止されたのか。それとも被告人の主張どおり泥酔したソンさんの暴言で口ケンカと暴力が生じ、これを恨んだソンさんが被告人を窮地に追い込んだのか。どちらにより説得力がありますか?」
刑事「耳を切った・・・」ソグがそのつぶやきに、はっとする。
「耳を切ろうとした。被告人のように純粋な大学院生には、常識的には説明できないMOつまり犯行の手口です。これは被告人がサイコパスでないかぎり説明できません。まさか、この被告人が特別に見えますか?」
ソグ「刑事さん、ちょっと」と連れて出て行った。
グムジュ「すべての状況を見た時、被害者の主張は非常識で有名グループ2世の立場を利用し、金銭をゆする行為に見えます。以上です。」満足げな財閥母子。
●判決「被害者の陳述に一貫性がないと見て、被告人チェミンギに無罪を言い渡す。」
●廊下に出てきた財閥゙親子
母「さすが金の成る木ね。本当に敏腕だわ。」グムジュ「入金されました?」「もちろんよ。秘書室ですぐに振り込んだわ。」「では。」息子「チャ弁護士。弁護費用 超高くないか?思ったより簡単に無罪になったが。」グムジュ「今回は簡単だったけど次の裁判は超大変よ。」息子「次の裁判?」
と、そこにマソグが来た。
刑事が<逮捕状>を突きつける「新村(シンチョン)女子大生殺人事件の容疑者です。黙秘権を行使し弁護士を選任できる。今後の陳述は法廷で不利になり得ます。」手錠をはめられるミンギ「べ・・弁護士さん。何のことだか。」刑事「この未解決事件はお前の仕業だな?」
「いや。助けてください。弁護士さん。」「次の裁判は超大変だと言ったでしょう?私は忙しいの。あなたの事件はここまで。マ検事さん。お疲れ様、」ソグにっこり「ありがとうございます。」母「弁護士さんーー」颯爽と立ち去るグムジュ。ソグ「連行しろ。」
●Kfactでも被害者の写真を見てあれこれ談義
ボッコ「完全な変態だな。」フンソク「麻薬とか使ったのでは?」編集長「両親は・・・まったく。」ペク「もともとマリファナを。」フンソク「薬ではなく?」などなど長閑なり。
㉓ヘジュの裁判。虐待理由は夫の保険金だった。
ヘジュ「被請求人オ・ギファンは、夫キム・ウチョルの死亡後、キムウチョルの娘キムハニを持続的に虐待した状況にあるため、親権の喪失を要請します」裁判長「児童虐待の根拠は?」
ヘジュ「本人が常習的に入院した診断記録をご覧下さい」グムジュが入って来て傍聴している。
ヘジュ「2014年5月、腕の骨折で3か月入院(グムジュが会った時ね)。2015年11月足の骨折で通院治療。2016年頭蓋骨骨折で手術した記録が」
裁判長「被請求人はどう説明しますか。」義母「あの子がおっちょこちょいだからです」ヘジュ「学校に通わせない理由は?」「そうでは無く仕事をしているので送り迎えする人がいなくて。考えてみてください。虐待するなら捨てずになぜ育てているのか。裁判官、本当に悔しいです。育てようとしてるのに生活が苦しくて」
ヘジュ「保険金がありますね。夫名義の。夫の死亡でハニに遺された死亡保険。もらうには成人まで待つしか無い。だから虐待してまで一緒にいたのよ。」「いえ・・そんなんじゃない。何を言ってるのか分からない。」「金融監督院に要請した資料です」〝保険契約書″
ヘジュ「お腹がすいたらご飯が欲しいと言え、具合が悪いと病院に行くと言え、生理用品が必要なら必要だと言えなければなりません。言わなくても買える親の元で育つべきです。裁判官。ハニが自由になれるよう、親権喪失の許可を。ハニの親権者が決まるか、後見人が選任されるまで、ソウルの保護施設長を代行者に選任してください。」誠心誠意の熱弁だった。
●姉妹の和解。 〝姉さんありがとう。姉さんが母親だった″
ヘジュ「姉さんね。ハニを送ったの」「私は忙しいでしょ。だからトスした」「今回の裁判でいろいろ感じたわ。姉さんが居なければどうなってたか」「うまく生きてたわ。しっかり者だから」「おばさんは元気? 」「消息だけ聞いた。3回目?4回目の夫と日本で元気にしてるって」「連絡を取り合いなさいよ。私のせいで仲違いしたようで。私は自分の苦しみばかりで姉さんを気遣えなかった。あの時姉さんが、おばさんが父さんの保険金を株ですったと知って、逃げようと言ったでしょ?本当に嬉しかった。私にとって姉さんが母さんの代わりだった。コマオヨオンニ。」「そう言ってくれると、ありがとう。」「もう、裁判があるのに、」と涙を拭き「何かあったら電話するのよ。」「オンニ。これからは自分の幸せを考えて。」
㉔法廷;グムジュ弁護士VSソグ検事は丁々発止の裁判バトル
グムジュ「被告人は人をだまし錯誤を起こす欺瞞の意図はなく、早く返そうと努力しましたが、債権者が事業場まで訪ね暴言を吐いたので、偶発的に暴行したのです。」ソグ「異議あり。弁護人は被告人の暴行を正当化してます。」グムジュ「たとえ債務者でも営業する権利まで奪われません。」ソグ「債権者の財産権は保護され、債権の取り立ては正当な権利行使です。これに暴行を加えたのは犯罪行為です。」一歩も引かないお二人様です。
㉕ラストシーン~ボッコとグムジュは今日もああだこうだ。
ボッコがKfactの坂を登ってくる。お^私のグムジュだ^^。
ボッコが今までの出会いを回想する。
〝人生のパートナーになります。チャグムジュ事務長です。″
〝事務長なの?″〝一緒に行く所がある。″
〝何で私が!″〝俺もさっき人生がこじれ始めた。″
〝俺を助けなきゃ。チャ弁護士が。″
〝知ってる? 君は法廷にいる時が一番キレイだ。″
ボッコがグムジュのキャリアを奪い取る。
「あらら。」「ジュジュや。ご苦労様。」「何なの?」「取り入るためさ。」「また事を起こしたの?」「今回は長くかかりそうだ。新しい特ダネを暴露したんだが、それが国家機密だった。」「ひえ~~」「どうする。今回も君が助けてくれなきゃ。」「先に着手金 その後受任。まずは振り込んで。まったく。」
ニヤニヤ笑い、髪をなびかせてkfcctのドアを入って行くグムジュ。愛しく見つめるボッコ。
㉖エンディングロール,
グムジュが書類を整理している。 「この業界には原則があります。先に着手金 その後受任。一度受けた事件は、指サックに穴が開くほど見守るという原則。」
裁判所の階段を上っていくグムジュ。
「私の側にいる人を 最後まで守ります。だからキャリアは ずっと力強く引いていきます。」
「キャリアを引く女」をご覧頂き 心から感謝します。以下メイキング写真18枚あり。
2017-02-09 01:22:54 起