3DO:『アイドル雀士スーチーパイ Special』
![アイドル雀士スーチーパイ Special 3DO](https://stat.ameba.jp/user_images/9a/20/10005909922.jpg?caw=800)
「脱衣麻雀」というジャンルそのものが
衰退してしまった今となっては
コンシューマーでの本格的な復活など夢のまた夢であろうが、
「脱衣麻雀」はゲームとして非常に優れたシステムである。
ゴールを決めれば点数が入るスポーツゲームと同じように、
「勝てば(相手が)脱ぐ」という単純明快かつ
青少年の下心をくすぐる仕掛けは
「ストーリーが泣ける!」という触れ込みながら
本筋とは関係ないところで無理矢理サービスシーンが挿入される
下手なアドベンチャーゲームより100倍清々しい。
性的な表現や暴力的な表現を厳しく規制するようになってからの
ゲーム業界は、すっかり「むっつりスケベ化」してしまった。
スカートめくりをする人間が減って、
盗撮やミラーマンばかりになってしまったようで私は悲しい。
話を戻そう。
「美少女雀士スーチーパイ」は、
「脱衣麻雀ブーム」「声優ブーム」「ギャルゲーブーム」の
3つのブームをまとめて取り込んでしまえという欲張りな作品である。
次世代機戦争の先陣を切って発売された
3DOでリリースされた本作を初めてプレイした時の
インパクトは今でも忘れられない。
オープニングムービーから幕間のデモ、対戦シーンの演出まで、
これぞ「THE・次世代!」な作品であった。
その後、セガサターンやプレイステーションに
活躍の場を広げ、ますます人気者になっていく
「スーチーパイ」シリーズも、「脱衣麻雀」ブームの終焉と共に
ひっそりと姿を消していったのだが・・・
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![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51EmJWk%252BhkL.jpg)
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51lRCy767RL.jpg)
■DS:「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」
■PSP:「アイドル雀士 スーチーパイIII Remix」
■PS2:「アイドル雀士 スーチーパイIV」
今年(2007年)、突如「スーチーパイ」の復活が発表された。
(脱衣麻雀の復活、とは若干ニュアンスが違う)
まずはDSとPSPで「スーチー」と同じ園田健一キャラの
「ちゅ~かな雀士 てんほー牌娘 Remix」が6月28日に同時発売。
その後、コンシューマーでは初移植となる
「アイドル雀士スーチーパイ3」がリリース予定となっている。
オリジナル新作の「IV」もPS2で発売が決定。
DS版「てんほー牌娘」は、「どきどき魔女神判!」も真っ青な
タッチシステム搭載で凄いことになっているのだが
何故かあまり話題になっていない。
もったいない話だ。
何がもったいないのかはわからんが。
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タイトル:アイドル雀士スーチーパイ Special
機種:3DO
メーカー:ジャレコ
発売日:1995年1月12日
価格:7800円
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