ゲームボーイ：『カードヒーロー』

「ポケモン」や「遊戯王」など、原作ありきのカードゲームが
大人気の最中に発売された「カードヒーロー」は、
カードゲーム対して苦手意識を持っていた私を
いとも簡単に底なし沼にハメた作品である。
複雑過ぎないルールを
任天堂らしい徹底的な噛み砕き誘導で
スルスルと覚え込ませていく手法には舌を巻いた。

個性豊かな登場キャラクターが繰り広げる会話は
含み笑いを誘うおやじギャグ臭を放っており、
リアルにおやじ街道を驀進中の私のセンスと
絶妙にシンクロしたことも、ハマった大きな原因かも知れない。
対戦相手が身近に数名いたということもあり、
購入後しばらくは毎日マルヒゲ屋（＊）に通っていた。

唯一にして最大の泣き所は、
ゲームボーイの初期かというほどにチープなグラフィック。
私的には全く気にならないのだが、
2001年にこのグラフィックはさすがに厳しかった。
結果は惨敗、未だに新品をワゴンで見掛ける。

続編の噂も聞いたことがあったのだが、
いつの間にか聞かなくなってしまった。
グラフィックをパワーアップし、
Wi-Fi通信にも対応した最新作を是非DSで出して欲しい。
タッチパネルとの相性も抜群のはずだ。

＊マルヒゲ屋・・・ゲーム中に登場するカードショップ。

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　　タイトル：トレード＆バトル　カードヒーロー
　　　　機種：ゲームボーイ（モノクロ・カラー両対応）
　　メーカー：任天堂
　　　発売日：2000年2月21日
　　　　価格：3800円
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「Wi-Fi通信にも対応した最新作を是非DSで」の夢、実現。


■DS：「高速カードバトル カードヒーロー」
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