「やります!」「がんばります!」「モチベーションが上がりました!」という声は嬉しいものです。
クライアントが、やる気になってくれて、良かったと思う瞬間。
「俺ってコーチングうまいなぁ」って思っていた時期もありました。
しかし、この言葉を本気で喜んでいたころは、マインドの仕組みをまだよく理解していませんでした。
コーチであれば「コンフォートゾーンが移行していないな」と判断していなければならないのです。
ゴール設定が間違っているか、エフィカシーが上がっていないと認識するはず。
意識だけのやる気は、メンタル的に厳しいし、元に戻ってしまう。
無意識まで変えてはじめて、コーチングが効いているといえます。
クライアントが「やります!」「がんばります!」の声は意識の声で、無意識が変わっていない証拠。
それに気づてからは、次にどう導くことが最良なのかわかるようになりました。
もちろん、「やれ!」「がんばれ!」「モチベーションを高めろ」ということは
ブレーキをかけさせていること。コーチであれば絶対に言ってはいけないことです。
無意識を変えれば、クライアントは必ず行動で返してくれます。