EMDRで私は過去の嫌な記憶のワンショットに


何回も何回もアクセスしました。


おかげでそのワンショットの苦痛度が低くなりました。


何回も何回も過去のトラウマにアクセスするのはとても苦痛でした。


一度主治医の前で号泣してしまいました。


EMDRを6セッションで終了し、あれだけ過去のトラウマにアクセスして


いた私は、今逆に楽しいことを考えるようになりました。


EMDRの目標であった「自分は有能である」ということは達成


出来ませんでしたが、「私は思ったことを言える」と言う目標は


最近毎日達成できているような気がします。


もっと簡単に言うと、10年前の血気盛んであった頃の自分を


取り戻しつつあるのです。


10年前は、某精神科クリニックに勤めていまして、前にも書いたと


思いますが、ドクターをも説き伏せるような勢いで、毎日利用者さんと


笑ったり泣いたり、時には本気で喧嘩したりしていました。


その分大変でしたが、私と利用者さんがお互いにがっつりと


影響し合っていたように思います。


当時も正職員は私だけで、後は非常勤さんだったので責任者は


私だけでしたが、その後横(同業他事業所)の職場に異動して、


私はどんどん責任が重くなりすっかり管理者になってしまいました。


最近自分で面白くなかったのは、物事を丸く収めようと言う守りに


入っている自分なのでした。


不完全燃焼感はそこからきていました。


これに気付いたのもEMDRの二次的効果かなと思って、今度主治医に話そうと


思ってます。


少々ぶつかってもいいので、もう一度血が騒ぐ仕事がしたいです。


それぐらいの気持ちで仕事しないと面白くないですね。